東京ガスは10月4日に都内の球団事務所で、真中監督も参加して編成会議を開いた。ドラフト上位候補には15人程度をリストアップ、その中で4投手をドラフト1位指名候補とした。
山岡泰輔投手などを最上位候補
最上位候補に挙げられたのは、履正社・寺島成輝投手、桜美林大・佐々木千隼投手、創価大・田中正義投手、東京ガス・山岡泰輔投手の4人、そのうち山岡投手は、10月3日に行われた横浜DeNAとの練習試合に小川SDなどスカウト全員で視察をし、鳥原チーフスカウトは「勝負する気持ちもいいし、直球のキレがいい」と話した。
小川SDは「1位候補は、外れも含めて10数名。今のチームが求めるのは即戦力投手。投手の補強が最優先になる」と話すと、真中監督は「やっぱりピッチャーが試合を作らないと始まらない。ドラフトでも1位は投手でしょ。」とドラフト1位指名は投手を強調し、「高卒だとしても6月くらいに1軍で投げられるような力を持っていればかまわない。とにかく力のある投手」と大学、社会人だけでなく高校生の指名の可能性も話した。
寺島投手、佐々木投手、田中投手は指名重複が予想されており、山岡投手の単独指名の可能性も探っていると日刊スポーツが報じている。昨年は高山俊選手の単独1位指名を狙ったものの、阪神も指名して競合となり抽選で外してしまった。外れ1位では原樹理投手を指名したが、二人の今年1年目の活躍には差が開いた。
ドラフト会議までスカウト会議を2回開催し、最終的なドラフト1位指名を決定する。
小川淳司シニアディレクター(59)は「1位候補は、外れも含めて10数名。今のチームが求めるのは即戦力投手。投手の補強が最優先になる」と“投手重視”の方向性を明らかにした。
小川淳司シニアディレクターは「まだ実際に決まっていない。補強ポイントは投手。最優先ですね。即戦力というとことの選択になる」と語った。今季は2桁勝利投手がいなかっただけに、先発陣の整備が急務。上位指名は投手の補強に重点を置く。
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