阪神の中村GM、木戸GM補佐が福岡大・梅野隆太郎捕手を視察

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 阪神の木戸GM補佐が、11日の福岡大vs九州大の試合に、また翌日の2回戦には中村GMが視察し、福岡大・梅野隆太郎投手のチェックを行ったようだ。

 梅野選手は172cmと小柄ながら、セカンドまでの送球が1.75秒の強肩と50m6.2秒の足、そして打率3割を超す打撃に優れ、全日本代表捕手としてマスクをかぶるなど大学屈指の捕手として評価されている。今シーズンは右ひじのケガで安全を考慮して欠場するなどしていたが、11日の試合で出場するとさっそくホームランを放つなど活躍を見せていた。

 阪神は中村GMが九共大の大瀬良大地投手を11日に視察し、12日に梅野選手を視察した。11日は捕手出身の木戸GM補佐もその素質を専門的な目からチェックしている。昨年は小豆畑真也捕手を獲得したもののまだまだ捕手の層は薄く、今年は大阪桐蔭の森友哉捕手を筆頭に、日本生命・小林誠司捕手、花咲徳栄・若月健矢捕手等をチェックしている。ドラフト1位か2位では一人は必ず指名してくると思う。

 阪神が今秋ドラフト上位候補として九州六大学野球リーグの福岡大・梅野隆太郎捕手(21)をリストアップしていることが13日、分かった。昨秋ドラフトでは小豆畑を獲得したが、今年も捕手の補強を怠らない構えだ。

 11日に福岡県福岡市内の桧原球場で行われた春季リーグ第3節1回戦・九大戦には、木戸GM補佐を派遣。さらに、翌12日に行われた同2回戦には中村GMが直々に足を運び、熱視線を送った。編成の首脳陣が相次いで視察している事実だけでも、注目度の高さがうかがえる。それを裏付けるかのように、球団関係者も「上位候補ですね。2位までには消える選手と思います。バッティングもいいし、走れる選手ですから」と高評価する。

 最大の持ち味は、強肩だ。遠投120メートル。そして、2秒を切ればプロレベルという二塁送球の到達タイムは、最速1・7秒台を誇るというから驚くほかない。

 さらに「打てる捕手」でもある。福岡工大城東では高校通算24本塁打とパンチ力も兼ね備える。現に11日の試合でも木戸GM補佐が見守る前で豪快なアーチをかけた。走っても、50メートル走6秒2。攻守走三拍子揃った逸材は、大学2年時に日本代表に選出されて日米大学野球に出場するなど、早くから即戦力捕手の呼び声が高かった。

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