阪神、大商大・金子丈投手に密着マーク、大きなフォークボールが特徴の貴重な投手

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 昨年、桂依央利捕手などの活躍で明治神宮大会でもベスト4に勝ち上がった大阪商業大が初練習を行い、ドラフト候補の金子丈投手を目当てに、阪神・畑山スカウトが視察に訪れた。

 

188cmのフォーク投手

 金子丈投手は188cm90kgの大きな体が特徴で、球速は130km/h台だがその長身から曲がりの大きなフォークボールを投げる。空振りを奪う鋭いフォークというよりはタイミングを外すチェンジアップのようなフォークボールで、打たせてとるピッチングで昨年春は4試合連続完封など41イニング1/3を無失点に抑える好投を見せていた。

 視察した阪神・畑山スカウトは「金子といえばフォークと絶対的な武器を持っている。アマ球界でここまで自在にフォークを操れる投手は珍しい」と話し、今後もマークをしていくようだ。

 プロでもアマでも、カットボールなど曲がりの小さな変化球を投げる投手が多くなり、大きなフォークボールを投げる投手は貴重になりつつある。できれば体の大きさに見合ったストレートの球威も欲しいのだが、フォークボールの曲がりの大きさを武器にこのまま活躍を続けて欲しい。

 

 

阪神惚れた「魔球使い」、大商大・金子を視察 - ニッカンスポーツ紙面:2014/1/6

 

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