阪神、早大・中村奨吾選手にも注目、マークを続けていく

大学野球ドラフトニュース 阪神ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 スカウト会議では投手を中心にリストアップし、エース獲得を狙う阪神だが、鳥谷2世と呼ばれる早稲田大・中村奨吾選手の獲得も目指している。

 

ポスト鳥谷

 阪神の鳥谷敬選手は2003年のドラフト会議で東京六大学通算打率.333に11本塁打を記録し、超目玉として評価されていた。巨人やヤクルトなど関東のチームや2002年に同じ早大の和田毅投手を獲得した福岡ソフトバンクなどが狙っていたが、鳥谷選手が「囲い込まれたと思われたくない」という反骨心で自由枠で阪神入りを決め、昨年阪神を退団した名スカウト・菊地敏幸氏が会心の指名と回顧する選手だ。

 プロ入り後もプロ2年目から全試合に出場し、遊撃手として、主軸としてチームを引っ張っている。まだ32歳ではあるが、メジャー移籍などの話がでたりと、チームもそろそろ遊撃手の後継者をと考えている。2012年のドラフト2位では遊撃手の北條史也選手を指名し、昨年はドラフト3位で同じく遊撃手の陽川尚将選手を指名、そして今年は早稲田大の中村奨吾選手を上位候補に挙げている。

 個々までリーグ通算で打率.308、7本塁打に35打点と、鳥谷選手と同じような成績を残す中村選手、その中村選手について球団関係者は「1年生からリーグ戦に出ていて、実績もある。今後もマークしていく」と話しドラフト上位候補として狙っていく事を明らかにした。

 今後は投手の有原航平選手とあわせて早大詣での回数が増えそうだ。

 

 

 主将も務める中村は1メートル80、75キロの堂々たる体格を誇り、昨秋までの東京六大学リーグ6シーズンで通算打率・308、7本塁打、35打点を記録している右打ちの大型二塁手。同じく早大で主将を務め、パワフルな打撃が持ち味の内野手だった阪神元監督の岡田彰布氏(56)をほうふつさせる逸材に、球団幹部は「(中村は)上位候補になってくる。1年生からリーグ戦に出ていて、実績もある。今後もマークしていく」と明言した。

 阪神は12日に今年1回目のスカウト会議を開催。中村勝広GMが「春のリーグ戦前から見に行くことになる」と見通しを立てるように、上位候補には早大の156キロ右腕、有原航平もいるだけに今年は「早大詣」に重点を置く。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント