阪神が拡大編成会議を開催予定、FAやドラフトで現場とフロントが意見交換

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 阪神が25日、26日に東京都内で編成会議を行う予定があると、南球団社長が示唆した。来年の編成について早くもいろいろと情報が飛び交う阪神、ドラフト会議での補強についても和田監督など現場サイドと意見交換をする予定。

FAとドラフト

 阪神は最近の新聞紙上でFA資格を取得した中日の山井大介投手、北海道日本ハムの宮西尚生の調査を始める、またメジャー挑戦中の中島裕之選手の獲得に向けて調査をするなど、来年の補強に関する動きがあわただしく出ている。

 その補強に関してどのポジションを優先するのかなどを、フロントと和田監督など現場が話し合いを持つ必要があり、東京都内で意見交換をするようだ。

 今年のオフのFA市場ではオリックスの金子千尋投手や平野佳寿投手などの大物の動きが注目されており、阪神も獲得競争に加わるのかも注目される。

 FAの交渉はドラフト会議の後に行われるため、FAの獲得を想定したり逆にドラフトでの獲得を想定して進める事は難しく、切り離して考える事になるとは思うが、FAの動きはドラフト会議に多少は影響する。

 阪神は先発投手不足からドラフト会議では即戦力投手を最優先ポイントにしており、早稲田大の有原航平投手が有力となっている。しかし金子投手や山井投手などの獲得に目途がつけば、安楽智大投手など高校生投手の指名や岡本和真選手といった将来の4番候補を1位指名する可能性も考えられる。

 阪神・南信男球団社長(59)が25日、26日にも東京都内で現場サイドと編成会議を行うことを示唆した。定例会議のため大阪・野田の電鉄本社を訪れ、「編成会議というか、顔を合わせるので、意見交換はするかもしれない」と発言。早大の最速156キロ右腕・有原航平投手(22)を1位指名本命に定めているドラフト戦略について問われると「それはこれから。多岐にわたる」と話すにとどめた。

 手薄な左の中継ぎ陣に苦しむ猛虎が、パの鉄腕左腕の動向をマークしていくこととなった。宮西は2007年の大学・社会人ドラフト3位で関学大から日本ハムへ入団。ルーキーだった08年から昨年までに、リーグ史上初となる6年連続の50試合登板を達成した。今季もすでに54試合に投げ、その数字を7年に更新。防御率2・36で35ホールドをマークしている。

中略

宮西と並行して、先発投手陣では中日・山井大介投手(36)を筆頭候補として本格調査していくことも判明。来季37歳という年齢面での不安はあるが、今季は9勝(3敗)を挙げ、開幕から先発ローテーションを守っている。先発5、6番手がなかなか固定できないチームにとっては、貴重な存在になりそうだ。

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