阪神、ドラフト1位・横山雄哉投手と仮契約、強力左腕王国に

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 阪神はドラフト1位で指名した新日鐵住金鹿島の横山雄哉投手と、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。

成長途中左腕

 横山雄哉投手は最速151km/hの速球を投げる左腕投手で、参加した21Uワールドカップではオーストラリア戦で打者9人中8人から三振を奪い、3回パーフェクト8奪三振と圧巻のピッチングを見せるなど、三振を奪う事ができるストレートを持っている。

 21Uでは続くニカラグア戦で先発し5回2安打8奪三振で1失点で勝利したが、台湾戦では2回を4奪三振も3安打で2失点を喫した。担当の中尾スカウトも「角度があって質のいい直球を投げる。ただ調子の波がある。まだ子供なんで」と話し、好不調の波があることを指摘した。

 山形中央高校から新日鐵住金鹿島に進みまだ3年目の20歳、まだ成長途中にある。

 

新人王を狙う

 それでも横山投手は「新人だけど開幕ローテに入り、新人王を取れればと思う」と話した。阪神は2013年もドラフト1位で左腕の岩貞祐太投手を指名し、2年連続で左腕投手の指名となった。

 今年1勝を挙げた岩貞投手、そして横山投手の左腕が、能見投手や岩田投手、榎田投手などと強力な左腕ローテーションを組めば、12球団屈指の左腕投手王国になる。

新人王だ 横山  デイリースポーツ紙面 2014/11/27

 

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