阪神、トヨタ自動車・木下拓哉捕手、城西国際大・宇佐見真吾捕手を上位指名へ

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 阪神が即戦力捕手をドラフト上位で指名する方針であることを、デイリースポーツが報じた。その中でトヨタ自動車・木下拓哉捕手、城西国際大・宇佐見真吾選手の名前が挙がっている。

大学生と社会人のNO1捕手

 トヨタ自動車の木下拓哉捕手は183cm90kgの捕手、法政大時代に西浦直亨選手(2013年東京ヤクルトドラフト2位)、河合完治選手(トヨタ自動車)、大城戸匠理選手(Honda鈴鹿)と法大カルテットとして注目された。強肩と強打が魅力の選手で巨人など多くの球団が注目したものの、プロ志望届を提出したがドラフト会議での指名はなかった。トヨタ自動車に内定をもらっていたことから、ドラフト上位指名ならプロという上位縛りがあった可能性もある。

 トヨタ自動車に進むと1年目からマスクをかぶり、秋の社会人野球日本選手権ではエースのベテラン・佐竹功年投手をリードして優勝を果たすと、今年は4番打者として春の社会人大会でホームランを連発し、都市対抗の日本生命戦でもホームランを放っている。

 また宇佐見真吾選手は180cm89kgの捕手で、強肩とフットワークに注目されている捕手で、今年ユニバーシアードを戦った侍ジャパン大学代表のメンバーに入った。3月に行われた代表合宿で投球を左目に受けて骨折し、春のリーグ戦は出場できずに心配されたものの、大学野球選手権では出場し活躍を見せ、ユニバーシアードにも出場をしている。

 

中村GM視察

 木下選手については都市対抗での活躍を阪神・中村GMが視察しており、球団幹部が「ドラフト上位候補と聞いている」と話していた。また、宇佐見選手についても代表戦を視察したというが「あの時はまだ病み上がりで本調子ではなかった」と話し、「また秋に見に行かないといけない選手」と直接視察することを明らかにしているという。

 阪神は城島選手以降は毎年のように捕手の補強が課題となっている。梅野隆太郎捕手などもいるものの、まだ藤井選手、鶴岡選手に頼ることも多い。中心に座れるような捕手を獲得し、安定させたいという思いは強い。ドラフト3位で獲得できれば良いが、他球団の動向や、上位で選手を逃したりした場合には、ドラフト2位で捕手の指名の可能性もある。

2015年度-社会人捕手のドラフト候補リスト

2015年度-大学生捕手のドラフト候補リスト

木下、宇佐見、上位候補捕手2人 デイリースポーツ紙面 2015/8/25

 

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