阪神ドラフト1位・高山俊選手はホームランバッターへ

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阪神からドラフト1位指名を受けた明治大・高山俊選手は、ドラフト当日の22日に指名あいさつを受け、アベレージだけでなくホームランバッターを目指すようにと注文をされた。

3拍子そろった選手

高山俊選手は東京六大学の通算安打記録を131まで伸ばしている。今季は記録更新がかかり2番センターで出場、どんな投球にも対応し、インフィールドに広角に球を飛ばすようなテクニカルなスイングとなりヒットを量産していた。高山選手は「スイングスピードに自信があるが、今季の新記録はどっちを取るか、どんな形でも安打、単打にこだわってきました。」と話し、意識的にこのようなバッティングをしていた。

しかし本来は長打力もあり、足も肩も目立つ選手として日大三時代から注目されていた。スイングスピードは161km/hを記録し鋭いスイングスピードにも定評がある。昨年秋のリーグ戦では3本塁打、今春も2本塁打を放っていた。

金本監督は今年のドラフトで獲得したい選手として「何かが欠けていてもいいので将来性のある選手」を希望しており、東京六大学で131安打を打つ高山俊選手の指名は予想できなかったが、高山俊選手にもホームランバッターとしての将来性を見ていた。高山選手も「求められたからにはスイングスピードを生かして、ホームランを狙っていきたい」と答えた。

今年のドラフトではホームランならば青学大の吉田正尚選手、確実性なら高山俊選手と二人の大学生打者の名前が挙がっていた。もし指名されたのが東京ヤクルトだったら、2番の川端選手から、3番・山田選手、4番畠山選手につなぐ1番の核弾頭として起用されていたかもしれない。しかし阪神に指名された事で、金本監督が就任したことで、高山選手のプロ野球での姿は3番や4番を打つ選手へと切り替わったといえる。

スラッガー・高山俊の活躍を期待したい。

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 「スイングスピードに自信がある。今季の新記録は(長打と)どっちを取るか(の選択で)どんな形でも安打、単打にこだわってきました。そういうバッティングもできる技術がついたという意味で、自分にとって大きいことだと思っています」
 
 自信を裏付けるのは、自他ともに認めるスイングスピードだ。今季、ミズノ社の測定器でヘッドスピードを計測すると161・8キロと同時に計測していた2人のチームメートを圧倒。測定器の種類や、環境によっても異なるが、ソフトバンクの柳田が157キロ、DeNA時代のブランコが158キロというデータがある。高山はプロを代表する強打者をしのぐ数値をたたきだしたことになる。

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