阪神・履正社の寺島成輝投手を1位指名候補に

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阪神は履正社・寺島成輝投手を1位指名する可能性が高まっている。

球団本部長が視察

阪神は8日に行われた履正社の試合に、高野球団本部長、和田SA、佐野統括スカウトなど10人の球団関係者が視察した。担当の畑山統括スカウト補佐は「初めての甲子園でもいつも通りだった。自信があるからバタバタすることがない。けん制にしてもバッティングにしても何をさせてもうまい」と評価し、「誰が見ても」とドラフト1位確実の選手としている。

阪神は今年は即戦力の投手と遊撃手を補強ポイントとしており、遊撃手については中京学院大・吉川尚輝選手、日大・京田陽太選手、早稲田大・石井一成選手などをリストアップしている。

投手については創価大の田中正義投手を中心に柳裕也投手などもリストアップしているが、田中投手の春の故障と、柳投手などと比較しても即戦力と呼べる高校生投手が出てきている事から、それらの投手も1位候補として入ってきている。

その中で大阪出身で左のエースとなれる存在の寺島投手は阪神にとって絶好の選手といえる。左投手は岩貞投手などここ数年1位指名で獲得した選手は多いものの、右の藤浪投手と双璧となる左のエースとなれば球団の将来が明るくなる。

9日に視察した藤平尚真投手や、これから登板する花咲徳栄の高橋昂也投手もいるが、BIG3の中では寺島投手の可能性が高そうだ。阪神は1位指名選手の最終的な選択を監督が行う。遊撃手候補の大学生が日米野球ではそれほど存在感を見せられなかった事などもあり、最終的にドラフト1位は寺島投手という可能性が高いとみられる。

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ただ、たとえ高校生であっても「即戦力」と判断すれば話は別だ。畑山統括スカウト補佐はチームの若き大黒柱を例に挙げた。「うちの藤浪みたいに甲子園で覚醒してほしいね」。大阪桐蔭を春夏連覇に導き「甲子園の申し子」と呼ばれた藤浪は、高卒1年目から10勝をマーク。確かに「即戦力」だった。寺島も甲子園大会で藤浪級に評価を上げれば、阪神のドラフト戦略に浮上してくる。

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