阪神はドラフト会議で大量指名を予定、大きな大木になる選手を指名

阪神ドラフトニュース

阪神の金本監督は今シーズンの戦いをオーナーに報告し、その後、記者会見を行った。ドラフト会議については「今年はアマチュアにかなりいい選手がいる。豊作です。」と話し、「目先の便利屋より、やっぱり将来大きな大木になり得る可能性のある選手をドラフトしていきたい」と話した。

素材を重視へ

金本監督は「ここ数年、これだけ生え抜きのレギュラーが育っていないという現実を考えると、長い目で大きくなる可能性のある選手を探してほしいと、スカウトの皆さんには伝えています」と話した。

即戦力ならば4番やエースになれる選手を獲得し、または将来性を高く評価できる素材型の選手を獲得していくという方針で、サンケイスポーツではドラフト1位の最有力候補に創価大の田中正義投手を挙げているとし、野手の候補としても白鴎大・大山悠輔選手、早稲田大・石井一成選手、京都国際高の清水陸哉選手などが候補に挙がっているという。清水選手は185cmの外野手で打っては28本塁打、投げても143キロを記録する。

昨年のドラフト会議では金本監督の情報を反映した形で指名された選手が多かったと聞いている。板山祐太郎選手については、ジムの関係者からの情報提供も指名につながったとみられる。そしてドラフト1位・高山俊選手についても、チームでは投手や内野手が手薄で外野手は豊富と言われている中で、外野手を指名した。その高山選手は1年目から活躍を見せ、起爆剤になっている。

酒井オーナーは「選手を見る目は、慧眼であるし、十分フロント、スカウト陣と意見を合わせてね。他球団の情報に振り回されるようなことになってしまうとおかしくなるので、信念をもって、監督の力を借りてね」と話し、金本監督のチーム作りの信念や選手を見る目を高く評価している。

今年もドラフト指名直後の評価は高くないかもしれないが、将来的にチームの中心になっていくような選手が現れるといった感じになるかもしれない。

阪神タイガースのドラフトページ

1位は即戦力投手を念頭に置き、最有力候補に創価大の158キロ右腕・田中正義投手(4年)を挙げている。抽選になった場合は、昨年に続いて金本監督がクジを引くことも。近日中にスカウト会議が行われ、抽選を外した場合、すでに13人前後に絞り込んだドラフト上位候補の中から“外れ1位”などの選定作業に入る。2位以降でも鍛えて育てがいのある将来性豊かな素材を重点指名し、復活させる育成ドラフトも含めて、大量指名を予定している。そのすべてに金本監督の考えが大きく反映されるわけだ。

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