阪神がドラフト1位で白鴎大・大山悠輔選手を指名

大山悠輔

阪神はドラフト1位で白鴎大の大山悠輔選手を指名し、会場からは大きなどよめきの声が挙がった。金本監督が当日の深夜2時頃から野手の指名に傾き、当日昼のスカウト会議で指名を決めた。

サプライズ指名の裏

ドラフト会議の1位指名、下位球団の指名では新聞などの予想と違う指名が相次ぎ、そして最も驚きの声が挙がったのが、「阪神 大山悠輔、白鴎大」のコールの時だった。

阪神は9月上旬にはドラフト1位指名は即戦力投手の指名でフロントもオーナー側も一致し、9月末には創価大・田中正義投手か桜美林大・佐々木千隼投手に絞られていた。ドラフト前日の19日のスカウト会議では二人のうちどちらを指名するかの結論は出なかったものの、金本監督は「どっちかなー」と笑い「サプライズはない」と断言していた。

しかしそのスカウト会議の後に金本監督が球団社長などと食事会に行き、ホテルに帰ってからラウンジで2次会をしてから部屋に戻り、自室でスカウトの資料を見ながら、「若い世代の野手、右の核がいない」と思い始め、大山選手を「右の大砲候補といいますか、本当にバッティングがしなやかで強く、タイプ的には山田選手にちょっと似ているかなと」とヤクルト・山田哲人選手に似ている大山選手にくぎ付けとなった。

そして翌日のスカウト会議で野手の指名、大山選手の獲得を社長、統括スカウトに伝えると「ウィークポイントや野手だということで満場一致で決まりました。」と全員納得して大山1位指名が決定した。

「基本的には投手だったんですけど、今、投手と野手でどちらが優先かと考えたとき、やはり野手かなと。投手は若いのがいますから」と話し、「決めたのは今日お昼くらいです」とドラフト直前での指名変更だったことを金本監督が明かした。

四藤球団社長も「佐々木、田中両投手という最高の投手をと考えていた。」と話し、二人のうちどちらかと大山選手を「できれば両方取りたかったのですが、他球団の動向をみながら単独指名狙いで変更した」と話した。

結果的にではあるが佐々木千隼投手は1回目の入札で指名はなく、1位佐々木、2位大山で二人を獲得できる可能性はかなり高かった。四藤社長は「シミュレーション通りにいかない点もあったので、全体で90点」と話した。

大山選手は

大山選手は181cm85kgの右のスラッガー、茨城県千代川村出身でつくば秀英高校では1年春からベンチ入りしセカンドのレギュラーとなると、2年夏はショート兼投手としてプレーし茨城大会ベスト8まで勝ち進んだ。高校通算27本塁打を記録している。

白鴎大では1年春から出場し4年春には1シーズンで8本塁打を記録、リーグ通算16本塁打を打っている。侍ジャパン大学代表にも選出されると4番サードを任されたが15打数2安打、打率.133に終わっている。守りも比較的よいが打撃にはややムラがあり、プロではその点を磨くことがポイントとなる。

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「(1位指名は)基本的には投手だったんですけど、うちのチーム事情から(急きょ)野手でいこうということになりまして…。今、投手と野手でどちらが優先かと考えたとき、やはり野手かなと。決めたのは、今日のお昼ぐらいです」


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