金本監督が大山選手指名の理由を明かす、来週キャンプ1軍へ招集

阪神ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

ドラフト会議では田中正義投手の抽選よりも大きな衝撃を与えたと言われる阪神の大山悠輔選手の1位指名、金本監督はドラフト会議について総括し、大山選手指名の理由を語った。

来年のドラフトは野手が少ない

大山選手のドラフト1位指名を決めた金本監督はその理由について、「来年のドラフトは野手が少ないということ、もう一つ、投手は外国人でカバーできるけど、内野手を外国人で補うのは難しい事」と話した。

そしてそれまで候補として挙がっていた桜美林大・佐々木千隼投手と創価大・田中正義投手についてはどちらを評価していたかを問われると、「俺は佐々木だった」と話した。結果的には他球団の指名を見ても佐々木投手を1位指名しても2位で大山選手を獲得できた可能性は否めないが、それは結果論として仕方ない。指名を急遽変更した事については坂井オーナーに連絡を入れ賛同を得ていたことを明かした。

大山選手については現在は打撃のことも考慮しサードを務めているものの、ショートやセカンドも守っていたこともある。金本監督は「まだ分からないけど、難しいところからやらせていきたい。今年の一つの方針として、すぐ簡単なポジションに逃がさないということでやってきたから。とりあえず、難しいところからやらせる。」と話し、まずはショートやセカンドで試すことを明かした。そして「限界だなと思ったら、それからちょっとずつ下げていくというかね。できるだけ二遊間を試して、次に三塁、次に外野」と話し内野手にこだわらない考えも示した。

既に来年のキャンプでは1軍キャンプに連れていく方針を固めており、まずはショートかセカンドの大砲を目指す。

他の指名選手について

また金本監督は他の指名選手についても話し、2位の小野泰己投手は「真っすぐが伸びる投手狙い通り」と話すと、3位の才木浩人投手には「どうしても欲しい投手だった。手足が長い。まさに藤浪2世の投手だから」と話し、佐々木投手は獲得できなかったが、代わりに小野投手、才木投手を獲得できたことを喜んだ。

阪神のドラフトはかなりの反響があり批判を含んだものも少なくない。しかし2015年ドラフトも直後の評価は高くなかった。しかしふたを開けると青柳晃洋投手、坂本誠志郎捕手、板山祐太郎選手が1軍でプレーするなど1年目から戦力となった。

大山選手を始めドラフトで指名された選手をまずは見守りたい。

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大方の予想に反した白鴎大・大山の1位指名を「二つ理由があった。一つ来年のドラフト(候補)は野手が少ないということ。もう一つ投手は外国人でカバーできるけど、(一塁以外の)内野手を外国人で補うのは難しいこと」と説明。決定の際には坂井オーナーにも連絡を入れ、賛同を得ていたことも明かした。

「まだ分からないけど、難しいところからやらせていきたい。今年の一つの方針として、すぐ簡単なポジションに逃がさないということでやってきたから。とりあえず、難しいところからやらせる。限界だなと思ったら、それからちょっとずつ(守備の難易度を)下げていくというかね。できるだけ二遊間を試して、次に三塁、次に外野」

生え抜きのレギュラーに育てたい-という指揮官の思いがひしひしと伝わる。「もちろん(練習を)見なくて済むのが一番、楽。まあ、そうはね(簡単にはいかない)」と手元に置いて、英才教育を施すつもりだ。

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