阪神が来年のドラフト1位候補に亜大・東浜巨投手をリストアップされていると、デイリースポーツが報道した。
球団関係者が「来年の目玉であることは間違いない」と話したとしている。阪神はエース・能見に岩田、2010年ドラフト1位の榎田投手と左腕は比較的多い。今年のドラフトでも菅野智之投手や野村祐輔投手など好投手が多かったものの、主軸を打てる伊藤隼太を単独で指名、そのあたりからも2012年の右腕投手指名の可能性は高い。
東浜投手は高校時代にセンバツ大会で優勝、東都リーグでも1年生から活躍し既に17完封、通算勝利数も藤岡貴裕投手が4年で積んだ27勝にあと一つの26勝をマークしている。安定したコントトールに球威も140km中盤をマーク、変化球のキレも良く、実績・安定感抜群の投手でプロでも1年目でエースとしての登板も期待できる。
東浜投手には横浜や巨人、東京ヤクルト、福岡ソフトバンクなども注目、来年のドラフトで1位指名重複は確実だろう。
来年は他にも、慶大・福谷浩司投手、大体大・松葉貴大投手や高校生では花巻東の大谷翔平投手、大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手など、ドラフト1位に投手が揃っている。
高校生には“雄星2世”の呼び声高い、花巻東の右腕・大谷翔平投手(2年)がいる。2年夏の甲子園では、左太もも肉離れで実力を発揮しきれなかったが、191センチの体を生かした投球は一級品。大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(2年)は、197センチの長身から148キロの速球を投げる“浪速のダルビッシュ”だ。
福岡工大城東の笠原大芽投手(2年)は父・栄一さんが元ダイエーの投手、兄・将生は巨人の投手というサラブレッド。星稜の森山恵佑投手(2年)は143キロ左腕で、スラッガーとしても才能を評価されている。
今秋ドラフトで日本ハムの1位指名を断っている東海大・菅野智之投手(4年)は、このまま入団しなければ、来年も1位候補になってくる。
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