九共大vs広島経済大の試合で、九共大は川満寛弥投手が先発すると、球速は最速143km、ほとんどが130km中盤だが丁寧にコーナーを突き、緩い変化球を織り交ぜたメリハリのあるピッチングで広島経済大を2安打11奪三振で完封、ドラフト上位候補の貫録のピッチングを見せた。
120km台のスプリットと100kmを割るカーブも効果的に決まり、2回から5者連続奪三振を奪うなどキレのあるストレートを活かす投球も完璧だった。リーグ戦前半では不調だったが、この日のピッチングを視察した阪神・田中スカウトは「今シーズンで一番よかった」と話し、千葉ロッテの永野チーフスカウトも「今年一番の出来。評価は変わらない」と今季一番の投球だった事を話している。
オリックスや福岡ソフトバンク、阪神、そして千葉ロッテが上位候補に名前を挙げる左腕、ドラフト1位から2位での指名の可能性が高い。千葉ロッテは昨年藤岡貴裕投手を獲得し成瀬投手もいることから左腕の層は厚いが、まだ左腕投手の指名がある可能性もありそうだ。右左関係なく高い評価をした選手を指名していくようで、特に川満投手はずっと高い評価をしている事から、外れ1位での指名もあるかもしれない。
スポーツ報知:2012/06/14
今秋のドラフト候補左腕、九州共立大・川満寛弥が散発2安打11三振の完封勝利を挙げた。「三振は意識していなかった。力を抜いてコーナーに投げられた」。巨人・杉内を意識した“脱力投法”で、最速143キロの直球、120キロ前後のスプリット、さらに90キロ台のカーブとを自在に駆使した。
初回に2人を3球三振に仕留めると、2回からの5者連続を含め、3回までで7奪三振。ロッテの永野チーフスカウトは「今年一番の出来。(1位候補の)評価は変わらない」と絶賛した。 全文はスポーツ報知サイトをご覧ください。
スポーツ報知:2012/06/14
今春のリーグ戦後に「小手先で抑えていた」(仲里監督)というフォームを修正。「しっかりためをつくって投げること」をテーマに掲げて取り組んだ。直球主体に攻めたこの日は自己最速を1キロ更新する143キロをマーク。阪神・田中スカウトは「今シーズンで一番よかった」と大舞台での好投を高く評価した。 全文はデイリースポーツサイトをご覧ください。
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