快足リードオフマン、立花学園・水戸海人選手に阪神、北海道日本ハムが注目!

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 50m5.8秒の快足リードオフマン、立花学園の水戸海人選手に阪神、北海道日本ハムなど2球団が注目している。

 昨日行われた夏の神奈川大会1回戦の生田戦に1番センターで出場すると、初回にいきなり右中間に3ベースヒットを放ち、外野手がもたつく間に快足を飛ばしてホームインで先制した。3回には2ベースヒットなど4打数3安打1打点の活躍に阪神の北村スカウトは「足が速いし、いい肩をしている。ポジショニングもいい。打撃は粗があるけど、右方向にも打てる。センスがある素材」と高い評価をしている。

虎も注目の立花学園・水戸が4球先制 - デイリースポーツ:2012/07/12

 これぞまさにリードオフマンの仕事だ。初回の攻撃でいきなり立花学園・水戸がダイヤモンドを切り裂いた。先頭で右打席に入ると、4球目を右中間へ運ぶ三塁打。さらに相手の中継が乱れる間に、50メートル5秒8の快足を飛ばし一気に本塁へ。あっという間の先制点をもたらした。「いいライナーがセンターに飛んでくれた。三塁コーチが腕を回していたんで、その通りに行きました」。勢いをつける速攻に顔もほころぶ。三回には先頭打者として左翼線二塁打、七回にはコールド勝ちを決める左前適時打を放つなど、本塁打が出ればサイクル安打の大暴れだった。

 全国的には無名の存在だが、身体能力は折り紙付き。小学校時代、ソフトボールの投手として県大会に優勝し、すでに107キロの速球を投げていた。この日は阪神と日本ハムのスカウトが視察。「足が速いし、いい肩をしている。ポジショニングもいい。打撃は粗があるけど、右方向にも打てる。センスがある素材」と阪神・北村スカウト。かつての名外野手も、原石としての輝きを高く評価した。

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