阪神ドラフト2位・横田慎太郎選手が長距離走で断トツ1位、横浜DeNAドラフト5位・関根大気選手は家族のために

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 昨年のドラフトで指名された高校生野手にも期待が高まっている。阪神のドラフト2位・横田慎太郎選手は300m×10本の持久走で、4本目でトップに立つと後は一人旅となり、10本目には、ドラフト3位の陽川尚将選手とドラフト4位の梅野隆太郎選手を周回遅れにした。また横浜DeNAのドラフト5位・関根大気選手は家族のためにテレビを買わずに入寮している。

 

平田2軍監督も絶賛

 報道量の多い阪神の選手という事もあるが、それにしても連日の絶賛の嵐だ。掛布打撃コーディネーターが打撃練習で松井クラスという評価をすれば、この日は持久走で断トツのトップとなった。視察した平田2軍監督も「軽いしバネのある走りをしていた。新庄のようだね」と話した。

 高校通算26本塁打の長打力に、140km/hを越す速球を投げてエースとしても活躍し、50m6.0秒の足もある高い素質を持った選手は、それを次々と披露し評価はグングンと挙がっている。将来の阪神のセンターかライトを守るスター選手になりそうだ。

 

支えてくれた家族のために

 また同じく高校生ルーキーとしてはドラフト5位指名だが横浜DeNAの関根大気選手に期待がかかる。元々は50m5.8秒で走る快足選手として注目されていた。2年生の秋までは5本塁打を放っていたが、そこから1年足らずの間に28本塁打を量産し、高校通算33本塁打となり、プロからもパンチ力のあるリードオフマンとして注目された。

 その関根選手、ドラフト会議ではもっと上位で指名される事も予想されたがドラフト5位となった。母親が一人で育て、関根選手の活躍にあわせて東邦高校の近くに母親と妹の2人と共に引っ越すなど、家族が支えてくれた。それに応えるべく関根選手はテレビを購入せず、1ヶ月の生活費は6万円と決めた。そして体重も昨夏は68kgだったが現在は77kgまで増やし、プロの体を作ってきる。

 プロ入りという夢が叶った関根大気選手、今度は支えてくれた母親や妹の夢のために、プロで活躍してお金を稼ぐ選手になる。

 

 

ドラ2横田、まるで新庄!藤浪置き去り - デイリースポーツ:2014/1/13

 喜びをかみしめるように言葉を紡いだ。序盤からドラフト6位の岩崎と先頭集団をけん引した。4週目に突入したところで一歩抜けだすと、そこからは余裕の独り旅。後方との間隔を確かめながら、5周目で長距離走を得意とするプロ4年目の育成選手・島本に約30メートルの差をつけた。さらに最終周ではドラフト4位の梅野、同3位の陽川の2人を周回遅れにした。

 日を追うごとに横田の評価はうなぎ上りだ。軽快に走る姿に、視察に訪れた平田2軍監督もニンマリ。かつて“虎のプリンス”と呼ばれた新庄剛志にイメージを重ね合わせた。

 「軽いし、バネがある走り方をしていた。雰囲気は新庄のようだね。新庄は入ってきたときからすごかった。短距離も長距離も速かったからね。横田も身体能力が高い。鍛えがいがあるよ。他の外野手にいい刺激になる」

 俊足巧打でパンチ力もある。東邦では高校通算33本塁打。そのうち、2年秋以降に28発と量産した。「あの引っ越しがなかったら打てなかったし、今の僕はない」と関根は振り返る。高1の夏前に家族で愛知県春日井市から名古屋市に転居。女手一つで育ててくれた母・美華さん(45)が関根の練習時間を増やすためだった。

 それまで電車通学で1時間以上かかっていたが、自転車で10分の距離になり、午後10時まで夜間練習に打ち込めた。「妹(愛さん)も転校したし申し訳なかった。自分一人より家族のためにと思う方が力が出る」と強調する。将来は美華さんが夢見る英会話塾開校の資金を出すという目標がある。入団後、1カ月の生活費は6万円と決めた。「妹の学費は出すつもりだし、母の夢も実現させたい。テレビが買えなかったが、当分必要ない」と表情に迷いはない。

 高3の昨夏は体重68キロと線が細かったが、食事量とプロテインを摂取する回数を増やして現在は77キロまで増量。

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