オリックス退団選手の進路

オリックス球団ニュース

オリックスより戦力外となり、自由契約または任意引退をした選手の進路をまとめます。

オリックスの自由契約・任意引退選手の進路

選手名守備通算成績ドラフト出身進路
井川慶投手219試合93勝72敗1S1997年ドラフト1位・阪神水戸商現役続行希望
鉄平外野手1002試合打率.278、340打点2000年ドラフト5位・中日津久見未定
平野恵一内野手1260試合打率.279、263打点2001年ドラフト自由枠・オリックス東海大阪神2軍コーチ
馬原孝浩投手385試合23勝31敗182S2003年ドラフト自由枠・ダイエー九州共立大引退
中山慎也投手178試合18勝32敗1S2005年大社ドラフト5位・オリックスJR東海JR東海
榊原諒投手146試合11勝6敗2008年ドラフト2位・日本ハム関西国際大引退
山本和作内野手115試合打率.207、17打点2008年育成ドラフト3位・巨人大経大引退
古川秀一投手63試合0勝2敗2009年ドラフト1位・オリックス日本文理大オリックス打撃投手
前田祐二投手61試合7勝7敗2009年ドラフト4位BC・福井インテリア関係
柴田健斗投手1軍出場なし2013年ドラフト7位・オリックスBC・信濃四国・愛媛

井川慶投手は高校時代に腰痛で終盤はほとんど活躍が見られなかったものの、3年春の7回18奪三振完全試合を阪神のスカウトが見て2位で指名し驚かし、3年目に9勝、4年目に14勝、そして5年目に20勝を挙げ、スカウトの目の確かさに再び驚かされた。エースとして活躍したがメジャーに挑戦し故障などもあり帰国、2012年にオリックスに復帰した後3年間で7勝に終わった。

鉄平選手は津久見高校で小柄ながら32本塁打の長打力と、50m5秒台の俊足に強肩も注目される遊撃手だった。5位で中日入りしファームで活躍を見せたが2005年オフに楽天に移籍、これが成功し2006年は1番打者でセンターとしても活躍を見せた。2013年12月にオリックスに電撃トレードで移籍したが今年は13試合の出場に終わっていた。

平野選手は東海大のリードオフマンとして、遊撃手として非常に高い評価をされており、自由枠でオリックスが獲得している。打撃は1184本のヒットを放ちセカンドで活躍、オリックスや阪神でレギュラーで活躍した。フェンスに激突するアクシデントがあり影響はあったものの、ドラフト時の評価通りの活躍を見せた。

馬原投手は熊本市立時代にストレート一本で完投するなど脅威のピッチングを見せ、九共大でも強いストレートで1年上の新垣渚投手と共にプロ注目、地元ダイエーと相思相愛の自由枠で入団した。プロ入り後はリリーフとして活躍し2007年に38セーブを挙げた。2012年にオリックスの寺原投手がソフトバンクにFA移籍した際に、ソフトバンクが馬原投手をプロテクトから外し、すかさずオリックスが獲得した。2014年には32ホールドを挙げた。

中山投手は城西大4年の明治神宮大会で鳥谷敬、青木宣親などの早稲田大から延長10回までに14三振を奪う力投をして注目された。JR東海でもテクニックを磨きドラフト5位でオリックスに入団するが、花開いたのはプロ入り6年後の2011年で、8勝9敗を挙げた。翌年はリリーフで14ホールドを記録したが、30歳が過ぎて抑えられなくなっていた。社会人から入団して遅咲きで花開いた投手だった。

榊原投手は中京高で甲子園で活躍後に三菱自動車岡崎に進むことが決まっていたが、親会社の不祥事で野球部が活動休止となってしまう。そこで声をかけてくれた関西国際大に進むと、150キロの速球とフォークでリーグ通算32勝を挙げる大投手となった。オリックスがドラフト1位指名を公言していたが当日は甲斐拓哉投手を1位指名、北海道日本ハムが2位で先に指名した(オリックスはチームメイトの伊原正樹投手を2位で指名した)。2年目の2010年に10勝を記録し新人王を獲得、2011年にリリーフに転向し23ホールドを記録した。2014年にドラフト時の因縁だったオリックスに移籍していた。

山本選手は大経大1年の時の首位打者に輝くと4年までに100安打を記録した。ドラフト会議では巨人の育成ドラフト3位だったが入団すると、3年目の2011年にファームで遊撃手としてレギュラーとなり5月支配下登録され結果を残す、しかし10月に左足を骨折して再び契約選手となった。2012年の7月に再び支配下登録されたが1軍での出場は無く11月にオリックスにトレードで移籍する。すると2013年には96試合に出場し、サヨナラヒットなど良い場面での活躍を見せた。

古川投手は清峰高校の3年春にセンバツで強豪を次々と倒して3回戦まで勝ち上がる活躍を見せると、日本文理大でも150キロの速球を投げるリリーフ左腕として注目されオリックスがドラフト1位で獲得、1年目は33試合に登板するなど役割を果たしたが、2年目以降は低迷、2014年は1軍登板が0でサイドスローにチャレンジするなど苦しんだ。

前田選手は龍谷大では4年間で3勝2敗も、BC・福井では1年目に152奪三振を挙げて奪三振王となり、その年のドラフトでオリックスに4位で指名された。3年目の2012年には9月に初先発し初勝利を挙げるなどそこから3勝、翌年は3勝どまりも21試合に登板するなど活躍を見せていた。その後は交渉が相次いていた。

柴田投手は中京大中京から中京大でプレー後、エディオン愛工大OBブリッツで投げると、1年目には広島の入団テストを受け評価されたものの社会人1年目という事で指名できなかった。その後、2013年にBC・信濃入りし、その年にオリックスがドラフト7位で指名した。2年間プレーしたものの1軍に昇格することはできなかった。

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