中日ドラフト2位・濱田達郎投手が3月2日に登板へ、東北楽天・森雄大投手、大塚尚仁投手に星野監督絶賛

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 中日のドラフト2位・濱田達郎投手が1軍の練習に参加した。それを見た高木監督は「試合でどのくらいできるか、投げさせてみたい」と話し、3月2日の広島とのオープン戦初戦に登板させることを明言した。

 濱田達郎投手は愛工大名電で2年生の秋に圧巻のピッチングを見せ、藤浪晋太郎投手、大谷翔平投手とともに、昨年センバツのBIG3と呼ばれた投手。その後フォームを崩したものの、夏の愛知大会では力のある球を見せるなど、実戦で力を発揮するタイプだ。

 自分でもわからなくなった、というフォームを取り戻すことができるかどうかが課題で、それを取り戻すことができれば140km/h中盤のストレートに大きく曲がるスライダーなどが復活し、球界屈指の左腕になる素質を持っている。

 3月2日は投球とともにフォームにも注目したい。

 同じく高校生左腕で東北楽天が1位指名した森雄大投手、この日は星野監督が2軍ブルペンまで森投手の60球の投球を視察に訪れたが、「1軍のブルペンでもそうは見られない球」「これは楽しみ。塩見や辛島は危ないな」と話し、高く評価をしている。

 森投手も148km\hの速球をもち、素晴らしい腕の使い方ができる投手だが、実戦でどれだけのピッチングができるのかが課題の投手。早い段階で実戦経験を積んで行き、自信を付けていくのも良いかもしれない。

 またドラフト3位で指名した同じく高校生左腕・大塚尚仁投手も、捕手の構えたところに寸分の狂いもなく投球し、星野監督は「コントロールがいい。あんまり褒めたくないんだけどな。これが高校生かと思うぐらいだよ」と話したという。

 大塚投手は昨夏の熊本大会で7回15奪三振ノーヒットノーランを達成し、また18U世界選手権では中継ぎで好投するなど、実戦経験が多い投手。課題は球速を上げるなど持ち球のパワーアップだが、1軍のマウンドを踏むのは早いかもしれない。

 高校生投手では藤浪投手、大谷投手が注目されるなか、期待の高校生左腕たちが良いスタートをきっているようだ。

 

 1軍練習に参加した中日のドラフト2位・浜田達郎(18)=愛工大名電高=へ高木監督がサプライズを用意していた。本拠地ナゴヤドームでのオープン戦初戦、3月2日の広島戦に先発登板させる考えを示し、本人に伝えた。

 

 指揮官は「試合でどのくらいできるか、投げさせてみたい」と地元出身左腕の起用を口にした。30球のブルペン投球を行った浜田は「(先発登板へ)やるぞという気持ちになった」。3月1日の卒業式翌日の登板にも「大丈夫です」と頼もしかった。

 うなりをあげる剛球に、指揮官の顔が自然とほころんだ。1軍キャンプ最終日の練習途中に、わざわざ視察に訪れた2軍キャンプ。捕手の後ろで森の投球を見守っていた星野監督が、何度も何度もうなずいた。「これは楽しみ。(1軍の)塩見や辛島は危ないな」とあえて両左腕の名前を挙げてまで絶賛した。

 

 森の投球は圧巻だった。今キャンプ3度目のブルペン。初めて捕手を中腰の姿勢にして投げ込んだ。前日には大塚らと1000球ノックを受けて、疲労のピークとあって球にバラツキはあったが、全60球は迫力十分だった。酒井勉2軍投手コーチ(49)に対して「1軍のブルペンでもそうは見られない球」と漏らしたほどだ。

 

 一方、大塚は捕手の構えたところに寸分の狂いもなく投げ込み続けた。闘将は「コントロールがいい。あんまり褒めたくないんだけどな。これが高校生かと思うぐらいだよ」と目を細めた。監督が昨年2軍キャンプに足を運んだのは1回だったが、今年は4回。美馬学投手(26)や、新加入の斎藤隆投手(43)がいたこともあったが、新人への注目度が高いことに間違いはない。15日に1軍が沖縄本島に移動する直前に視察したことも、評価の高さをうかがわせた。

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コメント

  1. 2軍の交流戦に浜田登場”

    力んで、力んで、あがってしまい・・・・0アウトで降板しっちゃった。