北海道日本ハム・大谷翔平投手が東北楽天・田中将大投手に挑む、つながるエースの系譜

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 今日の北海道日本ハムvs東北楽天の試合では今シーズン19連勝中の田中将大投手と二刀流で今季3勝を挙げる大谷翔平投手の予告先発が発表された。

 栗山監督は「どうしてもそこにいかせたかった。誰が一番、マー君に勝つんだと考えた」と話した。北海道日本ハムが田中投手に2011年から10連敗中と苦手にしている。そこでぶつけられたのが大谷翔平投手だった。

 パリーグにはエースの系譜のようなものがある。2005年に松坂大輔投手とルーキーのダルビッシュ投手が投げ合い、ダルビッシュ投手が勝利した。ダルビッシュ投手は田中将大投手と4度投げ合い、ダルビッシュ投手が3勝1敗も田中投手が成長した。松坂投手、ダルビッシュともその成長を見届けてメジャーへと飛び立った。

 そして今日、田中将大投手が大谷翔平投手につなげるエースの系譜、大谷翔平投手がどんなピッチングを見せるのか、今シーズンオフにメジャー移籍の可能性の高い田中投手との投げ合いはこれが最後になるかもしれない。メジャーリーグ入りを目指す大谷投手にとって、田中投手は身近で大きな乗り越えるべき壁だと思う。精一杯の投球を見せて欲しい。

  栗山監督の思いはいつにも増して熱い。「どうしてもそこ(田中との投げ合い)にいかせたかった。誰が一番、マー君に勝つんだと考えた」と明かした。「ストップ・ザ・マー君」に指名された大谷は「何とか(期待に)応えられるようにやりたい」。打者としては通算8打数無安打5三振。打席での雪辱をマウンドで果たすつもりだ。

 「いろんな経験をしてほしい。ダルビッシュがマエケンに全球種を見せたり、マー君はダルとの投げ合いから、全てを受け入れて(吸収し)使えるようにした」と指揮官。日本ハム時代のダルビッシュ(現レンジャーズ)が広島・前田健と初対決した際、打席のマエケンにあえて手の内を見せたことを引き合いに出し、「エース道」の継承を期待した。大谷も「投げ合って勉強になることはたくさんあると思います」と言う。

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