巨人・東野峻投手とオリックス・香月良太投手などがトレードへ

巨人球団ニュース オリックス球団ニュース

 巨人の東野峻投手とオリックス・香月良太投手などにトレードの話が進んでいることがニッカンスポーツに報じられている。

 東野投手は2004年ドラフト7位で巨人に指名され、2009年に先発して8勝8敗、2010年には13勝8敗と先発の一角として活躍を見せたが、2011年は先発で結果を残せなくなり中継ぎやリリーフなどで、8勝11敗2セーブ、そして2012年は1軍で1試合に先発しただけとなっていた。

 一方香月投手は2003年に自由枠で近鉄に入団すると球団分割でオリックスに移り、2009年に64試合に登板し20ホールド、以降は2010年46試合、2011年46試合、2012年52試合に登板している。

 オリックスは岡田監督時代に中継ぎと内野手強化を進め、特に中継ぎには先発としても活躍していた小松聖、岸田、平野などを充てている。監督が代わったことで、先発重視の方針となったのか、ドラフトでは左の松葉貴大投手、右の佐藤峻一投手を1位2位で指名し、東野投手も獲得することで層を厚くしたい。寺原投手がFAで移籍しそうな点もポイントとなっていそうだ。

 一方巨人は、内海、杉内といった軸となる左腕に沢村、そしてドラフトで菅野智之投手を獲得できたことから、東野投手を放出することとなったのだろう。中継ぎには高木京介、田原誠次投手などルーキーが活躍を見せたものの、抑えの西村がシーズン後半からプレーオフで不安を見せ、久保のケガの長引いており、福田、マシソンがカバーするも山口鉄也に大きな負担がかかっている。右の中継ぎを補強したい。

 本来ならば巨人はポスト阿部の捕手も獲得したいところで、ドラフトで狙っていたと見られる東海大・伏見寅威捕手をオリックスに指名された。この事から捕手も候補に入れたいところだろうが、オリックスも伏見捕手が入るとはいえ日高捕手がFAで阪神に移籍する可能性もあることから、捕手を出せるかどうかは未定。

 予想としては東野投手、野間口投手などと、香月投手、小松聖投手などの複数トレードになるのではないかと考えられる。

 

 巨人東野とオリ香月トレード - ニッカンスポーツ・コム:2012/11/04

 チーム事情や故障もあり、東野の今季は1試合の登板に終わった。唯一の登板は6月9日の西武戦だった。中村に本塁打を打たれ1日でファームに戻った。「そんなに簡単じゃないことは分かってます。打たれた方が悪い。何があってもいいように、準備だけはしっかりします」と次のチャンスを期した。投手陣が安定し出番はなかったが「文句ない成績を出していれば、声がかかるんだから。原点に戻って、いつも闘争心を前に出して投げます」と話し、2軍で先発、中継ぎとフル回転していた。

 

 オリックスの補強ポイントは先発投手だった。リーグ最下位に沈んだ今季は、8勝の西が勝ち頭と、厳しいシーズンだった。チーム防御率3・34はリーグワースト。しかも、先発として6勝をマークした寺原は、FA権を行使してのソフトバンク移籍が決定的。来季、森脇新監督で再出発するにあたって、先発投手の立て直しが最重要課題だった。 全文はニッカンスポーツのサイトをご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント