巨人・大田泰示選手、公文克彦投手、日本ハム・吉川光夫投手、石川慎吾選手のトレード成立

巨人・大田泰示選手、公文克彦投手、日本ハム・吉川光夫投手、石川慎吾選手の2対2のトレードが成立した。大田選手は2008年に巨人がドラフト1位、吉川投手は2006年に日本ハムがドラフト1位で獲得していた。

突然のプロ志望

2008年のドラフト会議は前年まで行われていた高校生と大学社会人の分離ドラフトが再び1回に統合されて行われた。しかし、いわば不作の年で、早稲田大・松本啓二朗選手や日本通運の野本圭選手といった選手が指名重複する状況で目玉選手不在のドラフトと言われた。

その中で東海大相模の大田泰示選手は、通算65本塁打のスラッガーであるとともに大型遊撃手として肩や足の素質を見せ、多くの球団が注目をしていた。しかし東海大進学を表明していた。しかしプロ志望届締め切り日にスポーツ報知が大田選手がプロ志望し巨人が1位指名すると1面で報道し、その日に大田選手がプロ志望届を提出した。東海大相模出身の原辰徳氏が監督で、読売グループとの密約が噂された。

その動きに福岡ソフトバンクも反応し、ドラフト会議では1位指名をするが、抽選で巨人が獲得した。

田中将大ドラフト

吉川光夫投手は2006年のドラフト会議で日本ハムから1位指名された。この年は斎藤佑樹投手、田中将大投手が注目された年で、高校生ドラフトでは田中投手に4球団が指名し日本ハムも田中投手を指名した。しかし抽選で田中投手は楽天に、日本ハムは2度目の入札で吉川投手を指名している。

広陵高校のエースとして左では高校トップクラスの投手の評価だったものの、球速が速いわけでもなく甲子園にも出場はできなかった。翌年には野村佑輔投手がエースとして夏の甲子園で準優勝をしており、目立たない存在でドラフト1位指名には驚きの声も挙がっていた。

しかしプロでは6年目にいきなり14勝を挙げ、防御率1.71を記録し、その実力を証明した。

公文投手、石川選手は

公文克彦投手は高知高校出身で左腕投手を育てるのがうまい大阪ガスで頭角を現した。150キロ近くの速球を投げる力投は左腕として2012年に巨人がドラフト4位で指名した。

石川慎吾選手は東大阪大柏原出身で、高校時は通算55本塁打を記録、2年生エースだった福山純平投手などと甲子園に初出場し、2011年のドラフト会議で北海道日本ハムが3位で指名をしている。

同じポジション

外野手と左腕投手、同じポジションどうしのトレードとなった。チームの弱点を補強するというより、伸び悩んでいる選手を環境を変えるという意味合いが大きい。

セリーグでは左腕投手が活躍を見せているが、パワーピッチャーよりもキレが良い投手が活躍している。また石川選手は左キラーとしての活躍を見せている。一方、公文投手は左から150キロを記録するパワーピッチャーで、大田選手も変化球の対応より力勝負が合う選手なのかもしれない。

セリーグ、パリーグ間でのトレードという事で、野球のスタイルが若干違うリーグで、どんなプレーを見せるのか注目したい。


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