東京ヤクルト・杉浦稔大投手は足の心配無し、千葉ロッテ・井上晴哉選手の走塁に伊東監督も吹き出す

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 東京ヤクルトのドラフト1位・杉浦稔大投手は1000m走を3本行い、2位に50m以上の差をつける断トツの1位で駆け抜けた。昨年春季リーグ戦に捻挫した足は全く問題なく、順調なスタートとなった。一方、千葉ロッテのドラフト5位・井上晴哉選手は150m走を30秒以内に走り、それを5回行う強化走を行ったが、1本目で早くも3秒オーバーし伊東監督も吹き出した。

 

ドラフト1位、順調に

 東京ヤクルトの杉浦稔大投手は1000mを3本走り、平均タイムは3分53秒で、3本目は1本目よりも10秒縮めたという。菊地コンディショニング担当は「心肺機能が強く、投手として必要な力が備わっている」と話し、先発投手としてのスタミナが十分である事を見せた。昨年春季リーグ戦で右足を捻挫し、その後、フォームを崩して結果を残せなかったが、この走りで順調さを示した。期待できそうだ。

 

115kg

 井上晴哉選手は115kgと自らの標準をオーバーして合同自主トレに望み、150m走30秒以内の強化走で、1本目からタイムオーバーし、腕立て30回の罰をくらった。その後4本走ったもののバテバテの状態だった。視察した伊東監督もおもわず吹き出す走塁で、「いい練習をさせてもらいました。何もしていなかったわけではありませんが、もう少し自覚を持って練習をしてくればよかったかなと。」といきなり反省を見せた。

 しかし、「自分はバットを振り込んで切れを作るタイプ。切れてくれば体重は関係ないです」と話し、その後のバッティング練習では快音を連発した。井上選手がどんな活躍をするのか、本当に楽しみだ。

 

 ヤクルトのドラフト1位・杉浦稔大(としひろ)投手(21)=国学院大=が9日、神宮で初日を迎えた新人合同自主トレに参加。3本行われた1000メートル走ではいずれも2位に約50メートル差をつけて断トツ。首脳陣に身体能力の高さをアピールした。

 長距離走を終えた右腕は「負けたくなかった」と涼しげな表情。3本の平均タイムは3分53秒で、3本目は1本目よりも10秒も縮めた。菊地コンディショニング担当は「心肺機能が強く、投手として必要な力が備わっている」と高評価。投球動作につながるよう体の軸を意識した走りを見せたという“ドラ1”は「軽めのメニューだったので、まずは慣らしです」。1月中旬にブルペンに入る予定で「早く投げたいです」と目を輝かせた。

 厳正なレフェリーは『アジャ井上』が犯したわずか3秒の“反則”も見逃さなかった。

 「ハイ、3秒オーバー。腕立て伏せ30回!!」

 大迫フィジカルコーチの厳命に、井上はゼイゼイと息を切らしながら30回。これには視察に訪れた伊東監督も思わず吹き出しながら見守った。

 ロッテ浦和での新人合同自主トレ初日。人気女子プロレスラー、アジャコングのそっくりさんで自ら「アジャと呼んでください」という井上がはまったのは強化走「150メートル30秒以内×5セット」だった。

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