桐光学園・松井裕樹投手が練習を公開し、また記者団のインタビューを受け、注目の進路について「わからない」と話した。また小さい頃は巨人ファンだったことを明かした。
今はとにかく、夏の甲子園のことしか頭にないようだ。「このチームで笑って終わりたい。」と話し、「甲子園決勝を投げきっても体力があまるくらいにしたい」と1日200球くらいの投げ込みを週3日くらいやっていたことを明かした。
進路については「話していないのでわからない」と、まだ監督や両親と進路の相談をしていないことを話した。ただしプロ野球については「小さい頃から憧れがあります」と答えた。そして、「注目されるのはうれしい。こういうプレッシャーを感じられるのは幸せ。そういうのをはねのけないと一流にはなれない」と話した。
また、「小さい頃はジャイアンツファン、好きな選手は高橋由伸選手だった。今は特に無いです」と話した。春季大会後に監督と進路についての面談を行うということで、夏の甲子園へのチャレンジの前に進路を決めて、スッキリと甲子園だけを目指すということになるかもしれない。
松井投手には巨人がドラフト1位候補としてリストアップしたほか、東京ヤクルトが密着マークを示唆、阪神、オリックス、横浜DeNA、千葉ロッテなどがドラフト1位候補にしている。また、初練習では埼玉西武、福岡ソフトバンク、広島、東北楽天のスカウトも視察に訪れた。今年のドラフト注目の目玉なのは間違いない。
巨人がドラフト1位候補としてリストアップした桐光学園のドクターK・松井裕樹投手(2年)が10日、神奈川・川崎市内の同校グラウンドで練習を公開した。約3時間の練習後に「小さい頃は巨人ファンでした」とG党だったと告白。ただプロ入りか、大学へ進学するかの最終決断は春以降になる見込み。
松井は率直な思いを口にした。「小さい頃は巨人ファン。高橋由伸さんが好きでした」。昨年10月の岐阜国体以来、3か月ぶりに報道陣の前で口を開き、G党だったことを明かした。その巨人が9日のスカウト会議で今秋ドラフトの1位候補にリストアップした。「プロの方に評価をしてもらえることはうれしい。そのプレッシャーを力に変えていけるように頑張りたい」と、表情を引き締めた。
コメント