北照高・村上海斗投手が5回をノーヒット

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 センバツに出場する北照高は市立浜松と今年初の練習試合を行い、187cmの大型右腕・村上海斗投手が先発すると5回をノーヒット、無失点に抑える好投を見せた。

 村上投手は大型投手として1年時より注目されていた。球速は130km/h台だが重いストレートが特徴。しかし、この日も3四死球を与えるなど制球が課題で控え投手となっている。

 練習試合の最初の試合の先発を託されるなど、やはり期待は大きい。村上投手は「オープン戦を投げるので気を引き締めて投げました」と話しまずは結果を残して見せた。冬にスプリットを覚えて安定感を増してきているとの事、素質は十分だけに今年大きくブレークして欲しい投手だ。

 また新2年生になる左腕の山田宏夢投手も6回から4イニングを無失点に抑えた。肘を下げてスライダーで空振りを奪えるようになり、ストレートにも安定感が出てきたとの事。178cm67kgと線は細いが、名門・北照のエースを継ぐ投手となりそうだ。

 2年連続でセンバツ高校野球(22日開幕、甲子園)に出場する北照が11日、静岡・浜松市内で今季初の練習試合を行い、市立浜松に3―0で勝利した。先発の村上海斗(2年)が5回を投げ無安打投球を披露すると6回からリリーフした左腕・山田宏夢(1年)も無失点の好投。打線も左投手を相手に初回に2点を奪うなど計8安打で3得点と、投打がかみ合い上々のスタートを切った。12日は浜松商と練習試合を行う。

 

 北照が今季初戦を完封リレーで飾った。先発した村上は、3四球を出しながらも危なげない投球を披露し5回を無安打無失点。「オープン戦を投げるので気を引き締めて投げました」とチームを勢いづけると、6回からマウンドに上がった山田もスライダーを有効に使い4回2安打無失点と好投した。「いいスタートが切れました」と笑顔を見せた。

 

 「進化」が成果に変わった。村上はオフシーズンにスプリットを習得。1年時は制球が定まらなかったが、今季からは決め球として使えるほどに精度も向上。この日の試合も5球程度を使用し、外野飛球はわずか1人と完璧な投球を披露した。

 

 山田は、一昨日に肘の位置を下げるフォームに変更。安定感が増したことで直球と変化球のコンビネーションもさえ相手打線を翻弄した。河上敬也監督(53)も「収穫は去年よりも村上がよいこと。思わぬ誤算は山田のよい投球」と上機嫌。エース大串和弥(2年)に次ぐ投手の台頭に笑顔を見せた。

 

 この日好投した山田、大串、さらには昨秋の明治神宮大会で好投した1年生の斎藤網記投手も同じサウスポーだ。「斎藤と同じタイプだったので肘の位置を低くした。1年生だし良いライバル」と山田。競争心を成長の糧にしてきた。

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