高校野球センバツ大会で772球を投げた済美・安楽智大投手は、「3、4連投しても150キロを出したい。今度は優勝旗を愛媛に持ち帰りたい」と話し、夏に目標を切り替えた。
試合途中で涙を流した安楽投手、「悔しくてあまり眠れなかった。新聞を見て自分たちは負けたんだと思いました」と話したとのこと。私達から見れば十分戦ったと見えるのだが、本人は3連投とはいえ決勝で自分のピッチングができなかった事は悔しいのだろう。甲子園は夢の舞台、その舞台で体力が続くまで一生懸命頑張って優勝を目指すのは当たり前の事だが、2週間足らずの間に5試合772球を投げるというのは異常といえる。
昨日の記事で書いたように、これからが試練となりそうだ。まずは疲れを取り除く事から始めなければならない。春季大会は既に始まっている地区もあるが、ここで無理をして疲れたまま投げると、自然とそれを庇うようにしたり、緩いフォームになったりしてフォームを崩す。体力が戻ってから、まずは本来の自分のフォームで投げる事を目指して欲しい。
済美・安楽 夏は「3、4連投しても150キロを出したい」 - スポーツニッポン:2013/4/5
済美(愛媛)の最速152キロ右腕・安楽が夏へ気持ちを切り替えた。 浦和学院との決勝戦は自身初の3連投で6回9失点。一夜明けたこの日は兵庫県神戸市内の宿舎で取材に応じ「悔しくてあまり眠れなかった。新聞を見て自分たちは負けたんだと思いました」と話した。5試合計772球の力投で大会の話題をさらった新怪物。「3、4連投しても150キロを出したい。今度は優勝旗を愛媛に持ち帰りたい」と夏を見据えた。
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