春季九州大会では沖縄・北山高校が長崎・創成館高校と対戦したが、北山高校の平良拳太郎投手が2安打16奪三振の快投を見せて完封勝利を挙げた。
180cm70kgの体から最速144km/hのストレートを投げる。中学時代は軟式野球で全国3位となった実力を見せた。昨年までは打たせて取るピッチングだったが、この日はフォークボールが冴え12の空振り三振を奪った。平良投手は「もともと三振を奪うタイプではないけど、冬の練習が生きた」と話した。
高校に入学すると、180cmの身長を活かして元々スリークォーター気味のフォームをオーバースローに変えようとしていたが結果が出ず、監督からのアドバイスで「横から投げても通用する投手になる」とスリークォーターのフォームで投げている。楽しみな投手が出てきた。
また鹿児島情報の最速142km/h・二木康太投手は鵬翔と対戦し7安打11奪三振で1-0で完封勝利、済々黌の大竹耕太郎投手も鹿屋中央を7安打8奪三振に抑えて2-0で完封勝利を挙げた。この日もチェンジアップを有効に使い三振を奪った。
北山・平良16K、センバツ校創成館を撃破 - 西日本スポーツ紙面:2013/4/21
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