報徳学園敗れる、登板の無かった乾陽平投手は大学進学を表明

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 高校野球兵庫大会では、報徳学園が東洋大姫路と対戦し3-4で敗れた。プロ注目の乾陽平投手は高校生活最後の試合に登板することは無かった。

 乾陽平投手は昨年の秋季大会に、素晴らしいフォームから低めに伸びる140km/h中盤のストレートを見せ、一気にドラフト上位候補選手として注目された。しかしセンバツ大会の初戦・常葉菊川戦では9回を完投し4安打8奪三振で4失点も、本来の勢いのあるストレートは鳴りを潜めていた。

 5月の春季兵庫大会・社高校戦で延長となった10回からマウンドに登り15回までの6イニングを2安打無失点に抑えたが公式戦での好投はそれが最後となり、6月の桐光学園との練習試合で2回2/3を投げて6安打に5四死球で7点、夏の大会では3回戦の姫路高校戦で先発するも1アウトも取れずに1安打3四死球で1失点、4回戦の篠山鳳鳴戦では13-0の9回に登板も3四死球、この夏に1アウトを取る事もできなかった。

 ストライクが入らなくなってしまいフォームを見失ってしまった。オリックスや阪神がスカウト会議で乾投手をドラフト上位候補にリストアップする中でこの日、乾投手は進学を表明した。「つらい時に周りが支えてくれたことを忘れずに、これからもやっていきたい」と話した。

 期待というプレッシャーから一時解放された環境で、フォームを取り戻すのではなくまた1から作ればいい。そして今度は期待にも負けない強いものになれば。

 ありがとう。また4年後に!

プロ注目右腕 報徳学園の乾は進学へ  - デイリースポーツ:2013/7/28

  今大会は不調で登板機会が少なかったプロ注目の最速146キロ右腕、乾陽平投手は、この日も登板機会がなかった。しかし、試合中も投手陣のキャッチボールの相手や水くみなど雑用を積極的にこなして勝利を信じた。

 試合後には、進学希望を表明。「つらい時に周りが支えてくれたことを忘れずにこれからもやっていきたい」と、この悔しさは大学野球で晴らすつもりだ。

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