夏の高校野球、富山第一のプロ注目投手・宮本幸治投手が登場した。
宮本投手は130km/h後半のワンシームなどストレートでも小さく沈んだり動く球で打ち取り、初回から144km/hを記録したストレートや、大きなスライダーで見逃しや空振りの三振を奪っていく。結局9回を投げて7安打を許すも10奪三振2四死球で完封し、今大会の中で最も安定した投球をした投手の一人となった。
腕の振りも良く、下半身が安定していてバランスの良いフォームは、このままプロ入りしてもそのまま成長しするような感じを受けた。
【夏の甲子園】富山第一、聖地初白星!宮本、県勢初の10K完封 - デイリースポーツ:2013/8/14
これぞエースの姿だった。最後の打者を力で二ゴロにねじ伏せた宮本は、捕手の高森啓之(3年)とグラブタッチを交わし、誇らしげな表情を浮かべた。9つのゼロが並んだスコアボードを目の前に初めて甲子園に鳴り響く富山第一の校歌。「うれしい。楽しく投げられました」。お立ち台で背番号1の笑みが広がった。
指揮官の厳命に最高の形で応えた。13日のミーティングで、黒田学監督(32)から「宮本幸治という人間がこんな投手なんだというのを全国にアピールしなさい」とゲキが飛んだ。気合が注入された右腕は、「初回から腕が振れた」と自己最速タイの144キロを計測。中盤以降は完璧に制球された宝刀のスライダーで秋田商を牛耳り、富山県勢では甲子園春夏通じて初の完封&2ケタ奪三振を達成した。
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