元阪神の八木茂氏が明桜高校監督に就任

高校野球ドラフトニュース

 元阪神の八木茂氏が、明桜高校の監督に就任する事が明らかになった。アマ指導資格回復試験を受けてアマチュア野球の指導の認定を受けており、資格取得から1年も経たずに高校野球監督に就任した。

 

早稲田大でコーチ

 八木茂氏は興國高から早稲田大、東芝でプレーし遊撃手で活躍した。1979年に阪急にドラフト3位で指名されると1年目から92試合に出場し、2本塁打、打率.217を記録したが、その後成績は下がり5年目に阪神に移籍したものの1年で引退した。その後は東芝テックで働きながら、目黒西シニアの監督、大正大学の監督、早稲田大のコーチを務めて指導者の経験を積み、今年から明桜高校の監督となる。

 

明桜高校

 秋田の明桜高校は以前は秋田経法大付として甲子園でも常連校だった名門高校。元阪神の中川申也投手や元巨人の小野仁投手がドラフトで注目された他、現役では福岡ソフトバンクの摂津正投手も出身。近年は甲子園出場は無く校名が明桜高校になると、高校野球ファンでも知らない人が多くなってきた。

 しかし、昨年のドラフトで砂田毅樹投手が注目され、横浜DeNAから育成ドラフト1位指名で久しぶりのプロ選手を輩出している。八木監督の指導で名門復活を期待したいところだ。秋田商など強豪がいるものの、昨秋は角館、大曲工、秋田中央が東北大会に出場するなど戦国状態になっている秋田県に再び風を吹かせる。

 

 秋田・明桜高は5日、野球部監督に元プロ選手の八木茂氏(60)が14日付で就任すると発表した。同氏はプロ経験者が高校、大学での指導資格を短期間で回復するために昨年新設された研修制度を受け、1月に認定された第1号208人のうちの1人。

 大阪出身の八木氏は早大から東芝に進み、内野手として活躍。79年のドラフト3位で阪急入りし、通算240試合に出場した。引退後は大正大監督などで指揮を執った。同校は甲子園春夏通算13度出場し、ソフトバンク・摂津投手ら多くのプロ野球選手を輩出している。

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