八戸学院光星の4番は深江大晟選手、9試合で3本塁打

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 センバツ大会6日目に登場する八戸学院光星、4番を打つのはセカンドを守る深江大晟選手だ。練習試合では9試合で3本塁打と好調で、右のスラッガーが打線の軸となる。

4番の格

 深江大晟選手はサードを守り、昨年秋は3番を任されていた。公式戦12試合では41打数11安打で打率.268だったが打点はチーム2位の11打点を上げている。また練習試合では盗塁も6つ決めるなど、守って走れる選手だった。しかし、この春の練習試合ではセカンドを守り、9試合で3本塁打を記録し4番に昇格した。蔡鉦宇選手が左ということで、バランスも良くなるということもある。

 深江選手は「チャンスでしっかり決めて、守っていて怖いと思う打者になりたい」と話す。2年前は北條史也選手(2012年阪神ドラフト2位)が務めた光星の4番を担う事となった。

 初戦の相手は横浜高校、4番には今年の高校生トップクラスのスラッガー・高濱祐仁選手が座る。投手も野手も優れた選手が多く揃う両チームにおいて、4番が比較される事になる。注目度も実績も高い相手で、試合前のでは高濱選手が上と評価されるだろう。しかし試合ではチームに勢いや安心感をもたらす事、またチームの勝利に貢献する事もできる。そして長打力でも好調をそのまま甲子園で見せつけたい。

 

 力強い一振りで4番の責任を果たす。深江は「チャンスでしっかり決めて、(相手が)守っていて怖いと思う打者になりたい」と静かに闘志を燃やした。昨秋公式戦1試合平均8得点と強打者がそろう光星打線。その中で昨秋は3番に座ったが、センバツ前の練習試合から4番に“昇格”して9戦3発と好調だ。

 筋力アップを意識し、中学2年時から週2、3回ジムに通って鍛え続けてきた。光星でも冬場のウエートトレでは上半身を徹底強化。現在は1メートル76、75キロに成長し、ベンチプレスは110キロを持ち上げるパワーを身に着けた。また右打ちの深江が4番に入ることで、主軸に左打者が続くこともなくなり、打線のバランスも確実に増した。

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