東海大相模が3投手で無失点リレー、青島凌也投手が7回10奪三振無失点

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 春季高校野球神奈川大会では東海大相模が横浜創学館に5-0で完封、この日は青島凌也投手が先発し、佐藤雄偉知投手、吉田凌投手がリリーフして完封リレーを飾った。また向上vs日大高は向上が勝利し第1シードを獲得した。

シンカーで7回10奪三振

 東海大はエースの青島凌也投手が先発した。中学時代に50校以上から誘いを受けた投手で1年時に139km/hを記録していた投手、これまで最速は145km/hだがこの日は最速136km/hだった。序盤はストレートと習得したシンカーで三振も奪うがヒットも打たれるというやや荒れたピッチング、3回には2アウト満塁のピンチを背負ったが三振で切り抜けて無失点で乗り切った。

 中盤からはコントロールが落ち着き打たせて取るピッチングもできるようになり、7回を6安打10奪三振3四死球で無失点に抑えた。青島投手は「左打者のアウトコースでストライクが取れてよかった」と話し、納得の投球だったようだ。

 

強力リリーフ陣

 8回には佐藤雄偉知投手が登板すると1安打1四球を許すものの、最速145km/hを記録する球威で2つの三振を奪って無失点、そして9回は今大会リリーフに徹している吉田凌投手がマウンドに登ると、2安打でランナーを背負うものの144km/hのストレートの球威で1三振を奪って無失点に抑えた。

 3年生となった青島凌也投手、佐藤雄偉知投手、そして2年生となった吉田凌投手、さらに小笠原慎之介投手と中学時代から注目された投手を補強し、1年生から実戦経験を積ませて強力投手陣を築き上げた。この4人が揃う今年が勝負の年といえる。

 

横浜創学館、向上にも注目選手

 敗れた横浜創学館だが、先発の左腕・福田俊投手も小柄ながら切れのあるストレートを投げ、リリーフでは182cmから143km/hを記録する海老塚耕作投手が1回を1安打1奪三振、142km/hを記録する力を見せた。夏のシード校として期待できるチームだろう。

 また、この日の第1試合で日大高校に勝利した向上高校も、先発の高橋裕也投手が小柄ではあるが141km/hの勢いの良い球を投げて1失点で完投勝利した。

 

東海大相模が4強入り 関東大会出場決定 - ニッカンスポーツ・コム:2014/4/28

  東海大相模が4強入りを決めた。先発した青島凌也投手(3年)が7回無失点、10三振を奪う好投。

 残り2回を2投手がきっちり抑えた。打線も13安打し投打のバランスがかみあった。青島は「左打者のアウトコースでストライクが取れて良かった」と振り返った。同校は、関東大会(5月17日開幕、神奈川)の出場を決めた。

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