プロ注目の樹徳・野平大樹選手が3安打、横浜高校・浅間大基選手も2ベース記録

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 春季高校野球関東大会の2日目、群馬で1位となった樹徳高校が東海大浦安を5回コールド11-0の大差で破った。プロ注目の野平大樹選手は2本の2ベースヒットなど3安打を記録した。また横浜高校は霞ケ浦に2-9でコールド負け、浅間大基選手が2ベースヒットを記録したものの、伊藤将司投手が9四死球と制球に苦しみ敗れた。

野平大樹選手、左右に長打

 野平大樹選手は182cm80kgでショートを守り、左打席から長打を放つ大型遊撃手としてプロから注目されている。

 この日も1回にライトフェンス直撃の2ベースヒットを放つと、2回には流してタイムリーヒットを放つ。そして3回には今度はレフト方向に外野手の頭を越える2ベースヒットを放ち、左右に綺麗でパワフルな長打を記録していた。

 3月の練習試合で右手首に死球を受けてから調子が戻っていないというが、巧みな打撃と打球が伸びるパワーを見せ、プロのスカウトに大きくアピールした。

 あとは遊撃手としてプロのスカウトがどんな評価をするかで、ドラフト会議で名前が呼ばれるかどうかが決まる。

 

横浜高校はコールド負け

 浅間大基選手、高濱祐仁選手に加え、伊藤将司投手などのプロ注目選手が集まる横浜高校、センバツ大会で初戦敗退したものの春の神奈川大会では優勝し復活が期待されていた。

 しかしこの日は制球力が自慢の伊藤将司投手が2度の押し出しで点を与えるなど9四死球と乱調、6回0/3で7奪三振で6回まではそれでも2失点と粘りを見せたが、7回にランナーを許して降板すると後続の投手が7失点した。

 また打線では浅間大基選手がレフトフェンス直撃の2ベースヒットを放つなどしたものの、今年に入り不調が続く高濱祐仁選手が不発で、全体で5安打に抑えられて7回コールドで敗れた。

 中学時代に騒がれた選手を集め、昨年夏の甲子園ではその2年生が中心となって活躍し今年への期待は高かった。しかしエースと4番の調子が上がらず、横浜高校は夏に向けて追い込まれている。伊藤投手は進学が濃厚とみられるが、高濱祐仁選手はプロへのアピールのチャンスは夏のみとなった。このままではドラフト1位は厳しいと言わざるを得ない。

 

 今秋ドラフト候補の樹徳・野平が3安打をマークした。初回2死から右翼フェンス直撃の二塁打を放つと、2回には左前打、3回にも左越え二塁打。「調子がいい」と納得の表情を見せた。3月の練習試合で右手首に死球を受け、県大会は本調子ではなかったが、順調に回復。頼れる3番打者は「夏につなげるようにしたい」と話した。

樹徳・野平3の3、ホジャティ4回0封 - ニッカンスポーツ・コム:2014/5/19

 プロが注目する左打ちの大型遊撃手、野平大樹(3年)が3打数3安打2打点1四球と活躍した。3番野平は1回2死から引っ張ってフェンス直撃の右越え二塁打。2回2死二、三塁では、今度は流し打ちを見せて左前打でチーム4点目のタイムリー。さらに3回2死一、二塁から左越え二塁打で8点目を入れた。右に左に柔軟な打撃を見せ、チームを勢いに乗せた。5回は四球を選び4打席出塁だ。

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