佐野日大・田嶋大樹投手は2失点も納得の球、阪神、広島など4球団視察

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 春季高校野球関東大会は佐野日大の田嶋大樹投手が連日のリリーフ登板で、この日は逆転となるタイムリー3ベースヒットを打たれたものの、3回2/3を投げて6奪三振とキレのある球に納得していた。この試合には阪神、広島など4球団が視察に訪れた。

連日のリリーフ登板

 田嶋大樹投手は昨日は3回を1失点とまずまずの投球だったが、この日も4-3と勝ち越した7回からマウンドに登る。しかし7回、味方のエラーなどでランナーを貯めると、2点タイムリー3ベースヒットを打たれて2失点し逆転を許してしまう。

 しかし、そこからはキレのあるストレートで三振を奪って点を与えず、味方が同点に追いつき延長10回のタイブレークに味方が9点を奪うと、その裏を無失点に抑えて勝利した。

 田島投手は143km/hを記録して3回2/3で6つの三振を奪った。「昨日よりも指の掛かりが良かった。切れのある球が投げられた」と話すなど一時は逆転を許したものの納得の投球だったようだ。

 

プロ4球団が注目

 この試合には阪神、広島など4球団のスカウトが視察に訪れた。

 阪神は伝統的に左腕投手がエースを担ってきたチームだが、ポスト能見投手となる左腕投手が手薄になってきており、昨年も岩貞祐太投手を1位で獲得している。また2位では素質の高い将来性のある選手を指名する方針で、田嶋大樹投手は1位、または2位で残っていれば指名する構えを見せている。

 広島もポスト前田として大瀬良大地投手や九里亜蓮投手、野村祐輔投手など右腕投手は数が揃ったが左腕の先発投手が出てこない。補強ポイントとして左腕投手を探している。

 地元広島出身の法政大・石田健大投手も候補に挙がるが、この田嶋大樹投手も1位候補に挙がってきそうだ。

 

 佐野日大・田嶋が前日に続く救援登板で、チームを4強入りに導いた。8回に失策絡みで逆転を許したが、3回2/3を3安打2失点。直球は最速143キロを計測し「昨日よりも指の掛かりが良かった。切れのある球が投げられた」と振り返った。今春センバツでは4試合連続完投も、連戦でスタミナが持たなかったことから、カウント球では球速を落として制球重視のスタイルも披露。「関東大会ではいろいろと試したい」と夏を見据えていた。

佐野日大・田嶋納得6K プロ注目左腕 - デイリースポーツ:2014/5/20

 今秋ドラフト候補左腕の佐野日大・田嶋が、七回から2日連続の救援で勝利に貢献した。八回に失策絡みで2失点したが自責はゼロ。3回2/3で6三振を奪った。センバツ後初の実戦だった前日18日に比べ「指のかかりはよかった。コースをしっかりつけていたと思う」と納得顔。最速は143キロを計測。阪神、広島など4球団のスカウトが視察した。

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