春季高校野球北海道大会が開幕し、駒大苫小牧が武修館に6-0で勝利した。2年生の伊藤大海投手が5安打13奪三振で完封勝利を挙げた。また東海大四は高橋厳己選手がホームランを放つなど8-1で北海を下した。
伊藤大海投手が完封
センバツ大会で田中将大投手以来の甲子園出場を果たした駒大苫小牧、大学の苫小牧駒沢大もリーグ初優勝し大学選手権に初出場することが決まり、再び勢いを見せ始めた。
この日は2年生の伊藤大海投手が先発すると、ストレートとスライダーのコンビネーションで13三振を奪い、5安打に抑えて武修館を完封した。
伊藤大海投手は173cmと小柄だが最速139km/hを記録するストレートがキレがあり、センバツでは創成館戦で先発すると3安打7奪三振で完封勝利を挙げている。この日もその実力を発揮して勝利した。
東海大四はコールド勝利
また東海大四は強豪・北海高校を相手に8-1の差を付けて8回コールド勝利を上げた。180cmの大型外野手・高橋厳己選手がホームラン放つなど、着々と加点した。
高橋選手は昨年秋の北海道大会でも網走桂陽戦で3打数2安打4打点を記録するなど活躍を見せた選手で、本来は左打者だったがソフトボールの授業で逆の打席で打つように指示されると右でも打てる事が分かり、それ以降右打者となっている。
打撃に加え、肩、足も評価の高い高橋選手に注目だ。
2回裏、1安打に4四死球、敵失やバッテリーエラーにつけ込み2得点を先制した。6回も2長短打に相手失策絡みで3得点を追加した。先発した伊藤大海(2年)がキレいい速球にスライダーなどを交え被安打5、奪三振13の好投を見せた。佐々木孝介監督(27)は「序盤は打てないなりに点数が取れたので良かった。相手も研究してくるので、どう対応するかです」、2回戦以降に向けていた。
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