東海大相模と前橋育英が練習試合を行い、プロ注目の東海大相模・佐藤雄偉知投手と前橋育英の高橋光成投手が登板した。この練習試合にはオリックスや横浜DeNAなど15人のスカウトが訪れた。
高橋光成投手は
高橋光成投手は昨夏の甲子園の優勝以降に右手指の骨折などの故障があり、現在は夏の大会での復活に向けて調整をしている。しかしこの日は最速は141km/h、5回を投げて13安打5四死球と乱調で、2ホームランを浴びるなどして6点を失ってしまった。
高橋光成投手は「全然ダメでした。コントロールが良くなかった」と話したというが、夏の予選開幕まであと1カ月となり不安を見せている。
佐藤雄偉知投手も
一方、プロ注目の190cm右腕、佐藤雄偉知投手も最速は144km/hを記録したものの5回を11安打3四死球で5失点と言う内容だった。「高めに浮いてしまった」と話しこちらも最後の夏に向けて課題を残したままとなった。
佐藤雄偉知投手は関東大会でも東海大浦安に7点を奪われた。しかしそれでも完投するなど監督やチームの一皮むけてほしいという気持ちが伝わってくる。190cmから146km/hを投げるという素質はプロも十分評価する投手だけに、「もっとできる」との思いは共通している。
プロのスカウト15人集結
この試合では注目の2人が登板するとあり、オリックス、横浜DeNAなど15人のスカウトが集まったとのこと。高橋光成投手は昨夏の投球を一部でも見せることができれば、ドラフト1位、外れ1位で指名する可能性もあるのだが、今の状態では1位指名をするリスクは大きいように感じる。
また佐藤雄偉知投手は素質型だけに、今のままではドラフト下位、または育成ドラフトでの指名となりそうだ。
昨夏の甲子園で優勝投手に輝いた前橋育英(群馬)の高橋光成(こうな)投手(3年)が東海大相模との練習試合に先発し、5回6失点と打ち込まれた。
106球を投げて13安打5四死球の乱調。3回には打者一巡の猛攻で5失点し、本塁打も2発を浴びた。140キロ台を計測したのは2球だけで、「全然ダメでした。コントロールがよくなかった」と悔しがった。
また、本格派4人擁する東海大相模はエースの佐藤雄偉知(ゆういち)投手(3年)が先発。こちらも5回を11安打5失点と不調で、「直球が浮いてしまった」と反省した。
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