富山第一・幸山一大選手に巨人など11球団30人のスカウト視察

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 富山第一と日本航空石川が練習試合を行い、191cm88kgのスラッガー・幸山一大選手がホームランを記録した。この試合には巨人など11球団30人のスカウトが集まった。

191cm88kgのスラッガー

 幸山一大選手は特大スケールの右のスラッガーで、この日は第2試合にセンターオーバーのホームランを記録し、「自分のスイングができた」と話している。

 春の県大会で左手を骨折し手術を行った。その影響で2カ月のブランクがあったものの、この日は見事にアーチを描いて見せた。東北楽天の山田潤スカウトは、5月に手術した事について、「自分も経験したが、強打者タイプにはよくあるけが。要らない骨を取る手術したのはいい決断だと思う」と話している。

 

11球団30人のスカウト視察

 この試合には巨人や東北楽天など11球団30人のスカウトが集まり、スカウト部長クラスも訪れていたという。視察した巨人の井上スカウトは「これだけ体のある選手は少ない。動きもいいし、バットも振れている。非常に楽しみ」と高い評価をしている。

 センバツで智弁学園の岡本和真選手についてプロのスカウトが「右の大砲」を探している事を話していたが、幸山選手もまさに右の大砲候補。プロ志望をすればドラフト会議で指名されるだろう。

 待望の一発が出た。1回2死で、甘い高めのストレートを幸山がフルスイング。「開き直って、自分のスイングができた」。ライナー性の打球はグングン伸び、バックスクリーン左横に飛び込んだ。春の県大会で、上市との初戦(4月20日)で放った特大本塁打以来、実に76日ぶりのホームランとなった。

 今秋のドラフト候補に挙げられ、バックネット裏には、なんと11球団30人が集結した。あるスカウトは「地方在住のアマチュアの選手の練習試合で、こんなにスカウトが集まることはない」と驚くほど。編成部長クラスも数多く訪れ、異様な雰囲気が漂った。1試合目は硬さも見えて、3打数ノーヒットと空回りしたが、2試合目は本来の力を出し切った。

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