横浜高校が東海大甲府と練習試合を行い、1戦目は9-3で、2戦目は5回までの特別ルールだったが6-2で勝利した。ドラフト上位候補の高濱祐仁選手がホームランを放ち、浅間大基選手は2試合で5安打を記録した。
復調か、高濱祐仁選手
不動の4番は高濱祐仁選手。3年に入り調子が上がらない状態だったが、この試合では2戦目にホームランを放ち、高校通算30号とした。本人も「いいかんじです」と話し調子が上向いているようだ。
高濱祐仁選手は大砲候補として最も注目されている選手であることは間違いない。しかしホームランはようやく30号と、中学時代の活躍から比べると控えめな数字となった。
しかしここへきてようやくホームランが出るようになり、最後の夏は再び力を見せてくれるかもしれない。
浅間大基選手は2試合5安打
浅間選手も最近は不調だったようだが、この日は2試合で5安打を記録し「感覚が戻った」と話した。こちらも夏本番に向けて調子を挙げてきた。
この日は1戦目で伊藤将司投手や日暮圭一投手が登板、また2戦目では186cmの2年生左腕・春日井静斗投手が登板し好投を見せた。
投打に軸と考えている選手が活躍を見せ、渡辺監督も「少し良くなってきた」と笑顔が戻った。
中日など3球団のスカウト視察
浅間大基選手には巨人や東京ヤクルト、横浜DeNAが注目しており、高濱祐仁選手には和製大砲の獲得を目指す中日や横浜DeNAが注目している。
ドラフトでは共に上位となりそうで、東の浅間、西の高濱と注目されたスラッガーが同じチームでプレーするのも、この夏が最後となりそうだ。プロではこの二人がどんな成長を見せてチームの中心選手になっていくのか、今から楽しみだ。
横浜、高浜&浅間、夏初戦へ視界良好/デイリースポーツ紙面 2014/7/6
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