西日本短大・小野郁投手が7回完封、巨人、横浜DeNAなど8球団のスカウトが視察

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 福岡の150km右腕、西日本短大付の小野郁投手が登場し、7回を投げて2安打9奪三振、最速148km/hを記録しした。プロ8球団のスカウトが軒並み高い評価をしている。

7回2安打9奪三振

 この日はカーブ、フォーク、チェンジアップ等の変化球は封印し、最速148km/hを記録したストレートとカットボールで三振を奪っていく。7回先頭打者にヒットを打たれるまでノーヒットを続け、7回2安打9奪三振に抑えた。

 小野投手と言えば最速150km/hを記録するのだが、昨年までは四球を連発して崩れる投球が課題となっていた。しかしこの日は四死球は3つ、少なくはないものの変化球で空振りやストライクが取れるようになり、全体的にはまとまっていたようだ。

 また高校通算25本塁打で4番を打つ打撃は、この日は投球に専念するため9番を打ち、2つの四死球を選んでチームに貢献した。

 

8球団のスカウト視察

 この試合には巨人、広島、横浜DeNA、東北楽天、千葉ロッテ、埼玉西武など8球団のスカウトが視察した。

 巨人の武田スカウトは「体に力がある。打撃も楽しみだが投球が去年の秋に比べて成長した」と話すと、横浜DeNAの稲嶺スカウトも「ポテンシャルが高い。ドラフト上位候補に挙がってくる素材」と評価した。

 また千葉ロッテの山森雅文スカウトも「一言で言うとバランスがいい。ゆったりとしたモーションからパッと投げる」と実践的なフォームの評価もしていた。

 176cmと投手としては大きいというわけではない。しかし全国でも数人しかいない150km/hを投げる投手としてドラフト会議で指名される事になるでしょう。

 九州では大分高校の150km/h右腕・佐野皓大投手、多良木の149km/h右腕・善武士投手と小野投手の3人が注目されている。スカウト達もこの3人を比べながら評価をしていくことになりそうだ。

秋から成長、8球団が熱視線、西短・小野、148キロ7回零封― 西日本スポーツ紙面 2014/7/9

 

九州ナンバー腕、新庄より上・小野― 日刊スポーツ紙面 2014/7/9

 

 「立ち上がりは直球が走っていたので、どんどん攻めた」。巨人、中日など8球団のスカウトが視察する中、最速148キロをマーク。毎回の9三振を奪い、6回までは無安打と完璧な投球だった。「中3でやって以来、高校ではなかったので狙いにいった」とノーヒットノーランを意識した7回に2安打を打たれ、悔しがった。

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