つくば秀英・鈴木康平投手に3球団視察、千葉ロッテが評価

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 高校野球茨城大会ではつくば秀英が真壁高校に8-2で勝利、プロ注目の186cm右腕・鈴木康平投手が1イニングに登板し2三振を奪った。またこの試合ではオリックスの塚原頌平投手の弟で双子の二人が活躍を見せた。

プロ3球団が注目

 8-2と点差が開いた9回、監督より「1イニングだけ行くぞ」と言われていたというプロ注目の鈴木康平投手がマウンドに登ると、最速137km/hの伸びるストレートで2三振を奪いノーヒットに抑えた。

 鈴木投手は昨年秋にエースとなり注目されると「プロを意識し、よく見せようとしてしまった」と昨年秋は2回戦で敗退してしまう。しかし186cm右腕は最速143km/hを記録する投手となり、最後の夏の甲子園を目指す。

 この日は3球団のスカウトが視察に訪れ、千葉ロッテの永野チーフスカウトは「何よりも体のサイズと直球の質がいい」と評価した。鈴木投手を見た人の多くがストレートの質を評価する。回転の良いストレートなのだろう。186cmの長身でそいうう球を投げれれば、球速が137km/hだったとしても十分魅力となる。

 

塚原ツインズ

 オリックスの塚原頌平投手の弟で双子の塚原陸選手と塚原洲選手、陸選手が先発し洲選手が捕手としてバッテリーで出場したが、陸投手は2回2失点と調子が良くなかった。しかし洲選手は主将で捕手として代わった投手をリードし勝利につなげた。

 つくば秀英は巨人の江柄子裕樹投手、福岡ソフトバンクの山田大樹投手、そしてオリックスの塚原頌平投手などを輩出している。

 186センチ右腕の鈴木が、上々のスタートだ。最終回のマウンドに上がると、137キロの伸びのある直球を武器に1回2奪三振。無安打無失点で試合を締めた。「監督から『1イニングだけ行くぞ』と言われていた。(今日の自分の出来は)悪くないです」と手応えをつかんだ。

 3球団のスカウトが見つめる中の圧巻の投球。視察に訪れたロッテ・永野チーフスカウトは「何よりも体のサイズと直球の質がいい」と絶賛した。主戦投手になってから「プロを意識してしまい、よく見せようとしてしまった」。昨秋の県大会2回戦でチームは敗退。「今はチームのためにという思いが強いです」と精神的に成長した姿を見せた。

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