日大東北・大和田啓亮投手が6回1安打9奪三振、決勝で聖光学院と対戦

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 高校野球福島大会では日大東北の148km/h右腕・大和田啓亮投手が6回を1安打9奪三振で無失点に抑える好投で、決勝進出を決めた。決勝戦では聖光学院と対戦する。

148km/h右腕も

 大和田啓亮投手は昨年秋に140km/h中盤から後半の速球を記録し聖光学院を倒すなど注目されたが、今年は制球を乱すことが多く春季東北大会でも日大山形にコールド負けしていた。

 今大会も球速は140km/h前半と調子はいいとは言えず、この日も先頭打者を抑える事を課題としながら4回まで4四死球で毎回先頭打者を出塁させた。それでもストレートではなく変化球を中心に組み立てヒットを許さず無失点に抑えると、6回には3者連続三振に抑え尻上がりに調子を上げた。

 最速は143km/hとまだまだだが、新しいスタイルで6回1安打9奪三振と内容を残し、決勝の聖光学院戦に臨むこととなった。

 

最終決戦

 大和田啓亮投手は2年生夏の決勝戦では聖光学院に敗れたが、秋は準決勝で聖光学院の県内連勝を95で止める勝利を挙げた。

 しかし春季大会では決勝で3-5で敗れるなど、乗り越え無ければならない壁としてまだまだ立ちはだかっている。

 聖光学院と戦う最後の試合、大和田啓亮投手のピッチングに注目が集まる。

 この日の白河戦は、これまでとひと味違うスタイルをみせた。先頭打者を抑えることを課題にしていたが、1回から4回まで毎回先頭打者が出塁。4四死球と制球が定まらなかったが、最速148キロの直球に頼らなかった。スライダーなどを効果的に使い、「変化球を多めに投げていくうちに力みが抜けた」と大和田。6回は3者連続三振と復調し、許した安打は3回の1本だけ。球速も143キロを記録し、最後は右翼に入って試合終了を迎えた。中村猛安監督(35)も「最初は球が上ずっていたが、よく修正してくれた」とほめた。

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