岡本和真選手が木製バットで特大弾、オリックススカウトが評価

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 侍ジャパン18Uの代表合宿がさっそく始まった。フリー打撃に臨んだ智弁学園の岡本和真選手は木製バットを手に20スイングで2本のサク越え、120m離れた寮の壁に直撃する打球を放った。

4番を明言

 智弁学園・岡本和真選手の打球を見た高橋監督は、「間違いなく4番。群を抜いている。」と話し4番を明言した。また視察した近大の田中秀昌監督は「岡本君、寮を壊すなよ」と声をかけた。

 昨年の代表チームでは森友哉選手、園部聡選手、若月健矢選手、内田靖人選手、渡辺諒選手といった錚々たるメンバーが4番を争い、現在はプロでそれぞれのチームでプレーしている。今年は昨年に比べると4番候補打者は少なく、岡本選手の4番は決まりだろう。

 

オリックススカウトが評価

 打撃練習を見たオリックスの由田スカウトは「この中じゃ力が抜けている。振る力はすごいものがある」と評価した。

 オリックスは昨年、18U代表から若月健矢選手、園部聡選手、吉田雄人選手を指名している。今年も将来の猛牛打線を担う岡本選手に注目をしているようだ。

 まず弾丸ライナーで左翼へ「ジャパン第1号」を放り込むと、圧巻は2発目。大きな弧を描いた打球は左翼の防球ネットを楽々と越え、近大野球部の開明寮にぶち当てた。木製バットで放った120メートル弾。「岡本くん、寮を壊さないでね…」。グラウンドを提供する近大・田中秀昌監督は思わずツッコミを入れた。高橋広監督も「間違いなく4番。群を抜いている」と即決。岡本は「木製なので強く振ろうと思った。日本の4番に恥じないよう頑張りたい」と言葉に力を込めた。

岡本「怪物」2発 日刊スポーツ紙面 2014/8/27

 

  規格外のパワーは健在だった。大会で使用する木製バットを手に、フリー打撃に登場した岡本が、2本のサク越えで周囲の度肝を抜いた。

 「木なので、しっかり強く振ろうと思った」。1本目は弾丸ライナーで左中間へ。2本目は98メートルの左翼フェンスを軽々越えた。普段使用している金属とは違い、木製バットは芯できっちり捉えないと鋭い打球は飛ばない。奈良の怪物は「(夏の)甲子園で負けた後は木だけで練習してきたので」と涼しい顔だ。

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