東海大相模・吉田凌投手が177球投げて完投勝利、平塚学園1年・高田孝一投手も完投

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 秋季高校野球神奈川大会では、東海大相模が慶応高校に勝利しベスト4進出を決めた。この日は吉田凌投手が先発し、177球を一人で投げて2-1で勝利した。

スライダー見極められる

 吉田投手の武器は、夏の大会決勝で20奪三振を記録した縦に曲がるスライダーで、高校生レベルでは振ってしまうと評判の球だった。しかしこの日は慶応打線にこの低めのスライダーを見極められると、5回までに5つの四球を与え91球を費やした。

 しかし、スライダーだけではない吉田投手はその後は142km/hのストレートやカーブで177球を投げて粘り、終わってみれば9回1失点13奪三振で完投勝利を挙げた。スライダーを投げれば簡単に三振が取れてしまう吉田投手だったが、この経験で投球に幅がでるようになると思う。

 センバツ大会では2000年と2011年に全国制覇をしている東海大相模、来年は左の小笠原慎之介投手と右の吉田凌投手の145km/hコンビがいる。打線も素質を持った選手が多く優勝を狙っている。負けられない試合が続く。

 

1年生が好投

 神奈川大会では平塚学園の1年生・高田孝一投手が、横浜創学館を相手に2-1で完投勝利、10三振を奪う好投を見せた。181cmの身長から最速137km/hのキレのある速球を投げ、9回もそのストレートで押した。

 次は東海大相模が相手となる。楽しみな試合となりそうだ。

 今夏神奈川大会決勝で大会タイ記録の20奪三振を挙げた東海大相模の右腕・吉田が13奪三振1失点で完投。177球を投げ抜き、6年連続の4強に導いた。

 スライダーを見極められ、4回には暴投で1点を献上。毎回走者を背負い「こんなに苦しかったのは初めてだった」と明かす。それでもカーブで見逃し三振を奪うなど成長の跡を見せ、「カーブもあるぞというのを見せられた。勝ててホッとした」と安どの笑顔を浮かべた。

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