県岐阜商が今年初練習を行い、ドラフト1位候補として注目される152km/h右腕の高橋純平投手が始動、5球団6人のスカウトが視察に訪れた。
ドラフト1位で行く
今春のセンバツ出場が確実視されている県岐阜商、エースとして最速152km/hを記録している高橋純平投手は、センバツでこれまで最高球速となっている藤浪晋太郎投手の153km/hについて、「最速が藤浪さんらの153km/hと聞いたので挑戦したい。」と話した。
また、「1位で行って1軍ローテに入るような活躍をしたい」と、ドラフト1位でのプロ入りと即活躍を口にし、プロ志望を明らかにした。一部で大学進学も合わせて考慮しているといわれているが、この言葉を聞くとドラフト1位指名ならば即プロという事になりそうで、今年のドラフト1位指名はケガが無ければ確実とみられるため、進路についても問題ないだろう。
5球団6人
プロ側も練習始めから熱が上がっている。この日は中日、阪神、オリックス、北海道日本ハム、東北楽天の5球団のスカウトが視察、中日は2人態勢で視察するなど地元の逸材獲得に向けての意気込みを示した。
中日の中原スカウトは、「槙原のような雰囲気がある」と1981年に巨人にドラフト1で指名され、159勝を挙げた投手と比較していた。また阪神の熊野スカウトも「1位は間違いない。将来は菅野のようになる」と評価した。
年末年始で高橋投手を注目していると報道された球団は全て姿を見せており、それらのチームは今年は高橋投手中心で動く事になりそうだ。
ドラ1候補にリストアップしている阪神の熊野スカウトは「1位は間違いない。将来は菅野(巨人)のようになる」と絶賛。2人態勢の中日・中原スカウトは「槙原(寛己=元巨人)のような雰囲気がある」と評した。
今春のセンバツ出場が確実な県岐阜商・高橋純平投手(2年)が7日、同校グラウンドで始動。阪神、中日、オリックス、日本ハム、楽天と5球団のスカウトが視察する中、最速152キロ右腕は「勝ちにこだわる投球」を今年の目標に掲げた。
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