春季高校野球東京大会、日大三vs二松学舎大付の試合は、日大三が4本塁打で圧倒し、8回コールド9-2でセンバツ出場の二松学舎大付を下した。こちらもプロ注目の選手が活躍を見せた。
バッテリー活躍
日大三でプロが注目している選手は、キャッチャーの小藤翼選手と、投手兼野手の田村孝之介選手の二人、小藤選手はセカンドまで1.8秒台の強肩と長打力に、田村選手は抜群の身体能力で146km/hを記録する速球を投げる投手としても注目されている。
この日は5回に小藤選手が、4回戦に続き2試合連続となるホームランを放ち、捕手としても強肩で盗塁を一つ刺すなど、7球団のプロのスカウトに大きくアピールをした。また田村選手はこの日はセカンドで先発出場すると、6回からマウンドに上がり3イニングで4本のヒットを許すも無失点に抑えた。そして8回にはコールドを決定づける満塁ホームランを放った。
小藤選手は長打の打てる捕手として、田村選手は、セカンド、投球、そしてホームランとさまざまな可能性を感じさせる活躍を見せた。
2011年の優勝メンバーである吉永健太朗投手、横尾俊建選手、畔上翔選手、高山俊選手が全て大学に進学した日大三、特に野手については進学する可能性が高いようだ。さまざまな可能性を秘める田村選手は大学で方向性を見つけるのが良いと思うが、小藤選手は捕手でやっていく方向性は決まっており、すぐにプロに入って育ててもらうの良い気がする。
いずれにしても将来がとても楽しみな2人だった。
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