東海大相模・小笠原慎之介投手が2回2/3でノーヒット4奪三振、神奈川で優勝

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 春季高校野球神奈川大会は決勝戦が行われ、東海大相模が8-4で相模原に勝利し優勝を果たした。ドラフト1位候補の小笠原慎之介投手がリリーフで登板すると、2回2/3を投げてノーヒット4奪三振と好投を見せた。

成長の過程

 小笠原慎之介投手は高校1年時から注目されている178cmの左腕投手で、体重もあり体がしっかりでき上がっている。最速も146km/hを投げ、甲子園でも好投を見せるなど成長を続け、吉田凌投手とのエース争いでも現在は背番号1を背負っている。

 しかし小笠原投手はまだ成長の途中にある投手だと言える。今年も昨年からまた体が大きくなって常に140km/h以上を記録する力を手にしたように見えるが、その反面制球力にやや課題がある。昨年の夏は制球力も申し分が無いようなバランスの良さだったが、体の成長に伴い今はややバランスが悪くなっている。

 ただし悪い事ではない。体が成長しその体でバランスの良いフォームで投げられるようになれば、さらに1段階上のピッチングができるようになる。そうやって体とバランスを体にしみこませれば、プロに入ってからも成長できるし、フォームを崩した時に修正する事ができるようになる。

 「変化球でカウントを取る、9回を投げる体力をつけるのが課題」と話しながら、「直球は空振りを取れたり、あまり前に飛ばされなくなった」と成長も口にする。新たなフォームが固まった時、どんなピッチングを見せてくれるのか、非常の楽しみだ。

7回1死から救援したエース左腕・小笠原が2回2/3を無安打4奪三振無失点と好投。

「変化球でカウントを取る、9回を投げる体力をつけるのが課題」と話す一方、「直球は空振りを取れたり、あまり前に飛ばされなくなった」と、手応えも口にした。

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