12球団44人のスカウトの前で、東海大相模・小笠原慎之介投手が5回1安打7奪三振

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 宮崎県高校野球連盟は、毎年この時期にMRT招待高校野球大会を開催し、全国の強豪(話題の選手がいるチーム)と県内の高校の練習試合を行う。昨年は安楽智大投手の済美高校と、高橋光成投手の前橋育英と聖光学院を招待して注目されたが、今年は小笠原慎之介投手、吉田凌投手の東海大相模と、高橋純平投手の県岐阜商が招待された。

12球団44人のスカウトが視察

 今年の高校トップクラスの投手が集まるという事もあり、この日は12球団44人のスカウトが視察に訪れた。しかし、土砂降りの天候のため、この日予定されていた3試合のうち、第1試合の東海大相模vs都城の試合が5回まで行われたが、県岐阜商vs日南学園、県岐阜商vs宮崎西の試合は中止となり、高橋純平投手の登板は無かった。

 

小笠原慎之介投手、81球中80球が速球で

 土砂降りの中で行われた東海大相模vs都城の試合では、東海大相模はエースの小笠原慎之介投手が登板した。雨の中で「力は6割~7割」と話し球速の最速は139km/hだったものの、5回を投げて許したヒットは1本のみ、7つの三振を奪って無失点に抑えた。

 球速81球を投げて80球、変化球はチェンジアップが1球のみだった。「コントロールを意識した」と話し、ひどい状態のマウンドで慎重に投げたにも関わらず、相手チームを寄せ付けない強さを見せた。

 この投球に昨年夏から注目をしている巨人の山下スカウト部長は「こういう状況でも打たれない。当然上位候補の力がある」と高い評価をした。

 大会は今日も行われ、県岐阜商vs宮崎学園、東海大相模vs聖心ウルスラ、東海大相模vs延岡学園の試合が予定されている。宮崎学園には横山楓投手という144km/hの速球を投げる投手がいる。

2015年度-高校生-宮崎県のドラフト候補リスト

 この日の試合のニュース映像があります→MRTニュース – MRT宮崎放送

2015年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

 

グラウンドに水たまりができる激しい雨の中、全81球のうち、チェンジアップ1球を除き、すべて直球で最速は139キロに抑えた。「力は6~7割くらい。コントロール重視で投げ分けて、失点ゼロに結びついた」。3回に内野安打1本を許しただけで、4者連続を含む7K。集まったプロ12球団のスカウト陣に能力の片りんを示した。

 土砂降りに近い強い雨が降る中、先発した小笠原は5回1安打無失点の好投。12球団40人超のスカウトが見守る前で、厳しいコンディションでも制球重視で乗り切った。昨夏甲子園でも同じように足場が悪い中で盛岡大付戦を戦っただけに「こういう状況はやろうと思ってもできるわけじゃないので、良い経験になった。下半身をうまく使って、6、7割の力で投げられた」と振り返った。

東海大相模の左腕にスカウト44人 日刊スポーツ紙面 2015/5/9

 

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