横浜高・渡辺監督、最後の長浜グラウンド練習試合は大学生相手に敗戦

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 横浜高校は学校の長浜グラウンドで明星大と練習試合を行い、2試合を戦って0-2、1-3で敗れた。しかしエースの藤平尚真投手が快投を見せるなど手ごたえを感じている。7月11日に高校野球神奈川大会が開幕し、横浜高校は12日に登場、練習試合はこれが最後となる。

エース藤平、好投

 この日は2年生エースの藤平尚真投手が7回途中まで投げて2安打2失点、大学生を相手に7三振を奪うなど好投を見せた。課題だった投手だったが中学時代から期待されてきた藤平投手が、夏に向けて調子を上げてきた。渡辺監督も「ピッチャーは本当に良くなってきた」と話した。

 

最後の長浜練習試合

 神奈川大会は7月11日に開幕する。同校の長浜グラウンドで行われる練習試合はこれが最後となる。この夏で勇退する渡辺監督にとって、これが長浜グラウンドで行う最後の練習試合となった。

 長浜グランドが渡辺監督との別れを惜しむように、激しい雨の中で行われた2試合だった。

 横浜高校は12日に光明相模原との初戦を迎える。

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激しい雨の中で2試合を敢行。どんな状況下でも平常心でプレーすることを教えてきた名将は、バント失敗や失投の重さを繰り返し伝えた。

 「簡単に勝っては駄目。いい投手が出てきたら守って、少ないチャンスをものにすること。計算できるのは守りとバントだと、きょうも何度もいいましたよ」

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