高校野球和歌山大会では、和歌山商の左腕・吉中勇人投手が13三振を奪って無四球完封勝利を挙げた。東北楽天のスカウトが視察に訪れている。
快投
吉中勇人投手はダイナミックなフォームから鋭いスライダーとキレのある速球を投げる投手で、プロも注目をしている。この日は南部龍神を相手に9回を投げて13奪三振、無四球で完封を記録した。
「直球が走っていなかったので」と話す吉中投手、この日はスライダーを軸として空振り三振を積み重ねた。
視察した東北楽天・三輪スカウトは「あのフォームでも制球が安定している。変化球でも腕が振れるし、今後が楽しみ」とダイナミックなフォームからのコントロールを評価した。
和歌山商・吉中 13K無四球完封/野球/デイリースポーツ online 2015/7/11
「立ち上がりから直球が走らなくてどうしようかと思った」と吉中。それでも変化球主体に切り替え、初回を3者連続三振で立ち上がった。二回以降も味方打線の援護が無い中、相手打線に1本の長打も許さず三振の山を築いていった。
和歌山商・吉中、13K無四球完封//デイリースポーツ online 2015/7/12
ダイナミックなフォームながらも制球は安定しており、視察した楽天・三輪スカウトは「あのフォームでも制球が安定している。変化球でも腕が振れるし、今後が楽しみ」と語っていた。
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