龍谷大平安・高橋奎二投手もプロ志望、巨人、東京ヤクルト、北海道日本ハムが視察

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 高校野球京都大会では、龍谷大平安で2年春のセンバツで優勝を経験している高橋奎二投手が登板したが、5回途中7失点で降板、チームは一時は8-7と勝ち越したものの終盤に逆転され、甲子園の連続出場はならなかった。高橋投手は試合後にプロ志望を表明した。

6月に左わき腹に打球受け

 高橋奎二投手もこの夏は万全ではなかった。6月の練習試合で打球を左わき腹に受けると、そこから2週間は登板ができず、今大会では4回戦のこの日の京都翔英戦で初登板、先発を任されたものの4回1/3を投げて9安打4四死球で7失点、本来の投球とは程遠いものだった。

 高橋投手は「自分の投球ができなかった。実力不足で負けた」と話した。

 

プロ入りへ

 また高橋投手は「プロを目指します。もっと成長しないとダメ」と話した。プロ志望の意思がある。プロ側もこの日は巨人、東京ヤクルト、北海道日本ハムのスカウトが視察、巨人の山下スカウト部長は「本来力のある投手」と高橋投手を、将来性のある左腕投手として評価をしている。

 驚くような球威であったり変化球があったりという事は無く、ドラフト上位クラスまでにはならないものの、しっかりとタメを作り、バッターとのタイミングを少しずらしたり、140km/h中盤を記録する球をコントロール良く投げる事ができる。ドラフト会議では4位前後で指名がありそうだ。

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2015年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

「11点も取られては。この試合は高橋の経験に賭けた。試合から遠ざかっていたのが響いたか。元氏も好投。最後は3年生に賭けたんです」。原田英彦監督は投手陣の誤算を嘆いた。6月13日の練習試合で打球を受けて左脇腹を痛め、20日の練習試合で3イニング投げた後、2週間ノースロー調整だったプロ注目の左腕・高橋を先発起用。今夏初登板は3回に押し出し死球などで2失点。4回に小野寺の3ランなど5点を失い、5回1死一、三塁の場面で降板となった。

 調整不足は明らかだった。初回こそ3人で終えたが、直球はキレを欠き、変化球の制球にも苦労した。4回には痛恨の3ランを浴びるなど大量5失点。今秋のドラフト候補左腕は4回1/37失点で降板した。

 開幕1か月前、6月13日の練習試合で左脇腹に打球を受けた。翌週に3回投げたのを最後に、約2週間ノースロー。ようやく2、3日前から打者に投げ始めたばかりだった。「思ったような投球ができなくて、違う自分のようだった」。それでも「それ(アクシデント)を言ってしまうと…。自分の実力不足です」と言い訳にはしなかった。

次なる目標であるプロに向けて「精神的に成長しなければならない」と力を込めた高橋。最後の夏に聖地を踏めなかった悔しさは、最高峰の舞台で晴らしてみせる。

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