智弁和歌山が7エラーで敗退、高嶋監督が勇退示唆

智弁和歌山

 初戦で津商と対戦した智弁和歌山だったが、7つのエラーなどで失点を重ね、4-9で初戦で姿を消した。高嶋監督は試合後に「腹は決まっている。あとは上が決めること」と話し、勇退を示唆した。

2年前に勇退を示唆

 高嶋監督は69歳、1980年に智弁和歌山の監督に就任すると強豪チームには珍しい1学年で部員を10人しか入れない少数精鋭で選手を鍛え上げ、甲子園には春11度、夏21度の出場、2度の甲子園優勝を果たした。甲子園の通算勝利数は63で歴代監督のトップ。

 その高嶋監督だが、2年前に今年3年生の部員が入部した際に「おまえたちが最後になる。絶対に甲子園に行こう」と話していたといい、この日の試合後も「腹は決まっている」と話した。

 

後任は喜多隆志副部長

 甲子園の名将に学校側は慰留するとみられるが、今年夏から専任教師として喜多隆志氏が副部長として練習に参加している。喜多氏は1997年夏に智弁和歌山の主将として全国制覇、その後、慶応義塾大でも主将としてプレーすると、2001年のドラフト会議で千葉ロッテに1位指名された。

 プロでは1軍に出場したのは2年間53試合にとどまり2006年に戦力外となったが、その経験も含め多くの野球経験をしており、高嶋監督の後任として呼ばれていた。

 今年は和歌山で国体が開催され、智弁和歌山は出場が決まっている。高嶋監督の指揮は国体が最後となるかもしれない。

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近い関係者の中には高嶋監督の体調面を危惧する声もある。2年前、現3年生が入学した時に「おまえたちが最後になる。絶対に甲子園へ行こう」と、15年夏を最後に一線を退く覚悟を決めていたようだ。後任は、今夏からベンチ入りしていた喜多隆志副部長(35)が濃厚。97年夏の優勝メンバーで、慶大を経て02年から5年間、ロッテでもプレーした。


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